就職内定率57.6%...!?理系学生/女子学生の内定率低下の謎を解く!(その1:女子学生編)

2010.11.25  5476Views

こんにちは、ライターのAYAKAです。


さて、今回のトピックは表題にあるように2011年の就活内定率


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厚生労働省によると、2011年卒の就職内定率は過去最低の60%を切り、
前年よりも更に厳しい状況となっています。
 

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<平成23年3月大学等卒業予定者の就職内定状況等>
 
(1)大学の就職内定率は57.6%で前年同期を4.9ポイント下回る。
  (就職内定率は平成8年度の調査開始以来過去最低の水準)。
  男女別にみると、男子は59.5%(前年同期を3.8ポイント下回る)、
  女子は55.3%(前年同期を6.3ポイント下回る)
(2)短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は22.5%、前年同期を6.5ポイント下回る。
(3)高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は93.8%で前年同期を0.9ポイント下回る。
(4)専修学校(専門課程)の就職内定率は37.9%で前年同期を5.5ポイント下回る。
 
※引用:
厚生労働省「平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年10月1日現在)について」
 

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中でも特に下がってしまったのは、女子学生と理系学生。
なぜ、下がってしまったのでしょうか?
その理由を2回に分けて考えていきます。
 
今回は、女子学生について。
私は、就職活動もちろん文系女子として活動していましたので、まずは、女子学生が内定を獲得するのに"壁"となる理由を3つほどあげてみます。
 
1、特定の業界・企業に集中し、企業とのミスマッチを起こしやすい。
2、一般事務職の求人の減少
3、女性を敬遠する企業・業界がある。
 
それぞれの内容は以下です。

 
 

1、特定の業界・企業に集中し、企業とのミスマッチを起こしやすい

 
これは女性のみならず、男性にも当てはまることです。
一般的に、男性は大企業に行きたいという願望が強いようにみえ、女性はその欲求があまり強くないように見えますよね。
しかし、私は就職活動を通して、男性より女性の方が企業名にこだわって企業選びをしているのではないかと感じます。

ライフプランの中に結婚や出産を考えているから、「大企業にいけば福利厚生や手当があるので安心♪」と考えている女性が多いのではないでしょうか?
(なぜなら私にも身に覚えがあるから自信を持って言えるのです!)
 
この考え方からはもはやミスマッチしか生まれないことを、就活の栞を見ていらっしゃる学生のみなさんはもうおわかりでしょう。
そして「無い内定スパイラル」に陥っていく女性が多いのではないでしょうか。
 
先週の記事で「他人との差別化を図る」ということを書きましたが、業界選びでも欠かせない考え方です。
 
 
 

2、一般事務職求人の減少

 
大学とやり取りをする方に話を聞いたところ、キャリアセンターの方曰く、「事務職の求人が前年よりも減っている」という話が多いとのことでした。

事務職は、景気によって数が変動しやすい職種です。
売上を上げる営業や企画職に比べると、補佐の意味合いが強いため、人数が足りない場合、派遣などで補充する傾向にあります。
そして元々大量採用しない職種です。
 
特に近年、事務職は金融業界からの求人が多かったのですが、リーマンショックやその後の不景気により、銀行を中心に採用数が減ってしまっています。

ただ、事務職を希望する学生さんの数はあまり変わりません。
そのため、競争は激化!
なかなか内定が出ない...という状況になってしまっています。
 
「私は事務職しか合わないんだ...!」と頑なにならず、
色々な職種を見てみると、視野が広がるかもしれません。
 
 
 

3、女性を敬遠する企業・業界がある!

 
そして、忘れてはならないことは女性を敬遠する企業・業界がまだあるという事を覚えておいてほしいと思います。

「セミナーに行ったら、『女性に営業は無理』と言われた」
「企業から提示された男性と女性のキャリアパスの違いに愕然とした」
「面接会場で、明らかに女性の割合が少なかった」
 
表向きにはまったく分からないことが多いので、実際に行ってみて気付くこともしばしば。
情報は足で稼ぐしかありません。
 
 
 

最後に

 
2011年卒の女子学生の就職内定率の減少は、上記理由が内定への壁としてある中で、特に2番目の事務職募集の減少が一番大きな原因になっているようです。


エントリーシート〆切ラッシュまであと2ヶ月。
それまでに情報収集をして、様々な業界・企業・職種を研究してみてください!