就職内定率68.8%...!過去最低の水準に

2011.1.19  1102Views

こんにちは、編集部スタッフです。
 
厚生労働省から、2011年卒のH22年12月1日段階の就職内定率が発表されました。
 
2010年12月1日段階の就職内定率は68.8%。
再び過去最低の水準になってしまったようです。
 
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<平成23年3月大学等卒業予定者の就職内定状況等>
 
(1)大学の就職内定率は68.8%で前年同期を4.3ポイント下回りました。
(就職内定率は平成8年度の調査開始以来過去最低基準)。
ただし、前年同期との差は縮小(H22年10月1日現在は57.6%で前年同期を4.9ポイント下回る)しています。
また男女別にみると、男子は70.1%(前年同期を2.9ポイント下回る)、女子は67.4%(前年同期を4.9ポイント下回る)となっています。
(2)短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は45.3%で、前年同期を2.1ポイント下回る。
(3)高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は94.7%で前年同期を2.2ポイント下回る。
(4)専修学校(専門課程)の就職内定率は54.1%で前年同期を2.6ポイント下回る。
 
※引用:
生労働省「平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年12月1日現在)」

 
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10月1日段階の内定率をレポートした記事でもお伝えしたとおり、今回も女子学生と理系学生の内定率低下はあまり回復せず、依然として続いています。
 
就職内定率57.6%...!?理系学生/女子学生の内定率低下の謎を解く!(その1:女子学生編)
就職内定率57.6%...!?理系学生/女子学生の内定率低下の謎を解く!(その2:理系学生編)
 
やはり今年は厳しいのでしょうか?
 
 
昨年の数字を見ると、
62.5%(10月1日)→ 73.1%(12月1日)→80.0%(2月1日)→91.8%(4月1日)
と、卒業までに掛けて数字が上がっていきます。
 
 
ということは、まだまだ内定が出るチャンスがあるということ
就活中の4年生のみなさんは、字だけを見て悲観せずに目の前の就活に取り組んでいってくださいね。
 
 
3年生のみなさんも、数字を見ると不安になるかと思いますが、そこで立ち止っても仕方がありません。
同じく悲観せず、これから本格化する就活に向けて準備を進めていってください!