「自分の強み」はみんなで探すという発想をしよう

2011.1.18  5885Views

こんにちは、常見陽平です。

「書き方のコツは分かったのだけど、自分のアピールポイントが何だかわからない」
「自己PRで使えるようなネタがない」
「そもそも、私の強みって何だろう?」
という方も多いのではないでしょうか。
今回は自分の強みを探すヒントをお届けします。

結論から言うと、自分の強み探しは、自分一人でやってはダメです。
みんなでやってこそ、自分が知らない強みに気づけますし、説得力のあるものになるのです。
自信もつきます。

そこで、エントリーシートや面接の選考通過のために使える、
『自分の強みをみんなで探す方法』をお伝えしましょう。


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1.自分史共有会


 
自己分析の王道、自分史分析です。
幼少期から今まで、時代ごとにどう生活していたが、印象的な出来事、そこから発見される気づきなどを書きだすわけですが、多くの人は自分だけで振り返って終わっています。

ここに、他者の視点を取り入れるという発想が必要です。

3人~5人程度の仲間で集まり、自分史をしたものを共有します。
1人15分~20分で説明します。

その後がポイントです。
約1時間かけて、気になる出来事についてみんなで質問をするのです。

「高校時代に、サッカーで県大会優勝したそうなんだけど、その時に最もこだわったことは何なの?」
「チームメイトは君のことを、どういう風に思っていた?」
など。

自分では何となく普通だと思っていた出来事も、他者の視点でみると、「すごいじゃん、それ」と評価されることもあるわけです。
他者の視点も加えて、じっくりやることがポイントです。



2.自分10大ニュース共有会


 
1に似ていますが、自分のこれまでの人生における10大ニュースを書き出し、同じように共有しあいます。

1との違いは、「10大ニュース」というかたちにすると、最後の方になると「他に何があったかな?」と必死に考えないと出てこないわけですが、「小さいようで自分の人生にとって大きな転機」に気づき、自分では認識していなかった強みに気づくキッカケになります。



3.自分の強みブレスト大会


 
やはり3人~5人で集まります。
大きめの付箋を用意し、自分とみんなでその人にとって思い浮かぶ、強みや特徴を書き出します。
1人30個くらい書きだした後、グループ化していきます。

今度はグループ化した強みに関して、それを物語るエピソードを書きだしていきます。
普段、こだわっていることなどでも構いません。

すると、気づけば自分の強みとそれを物語るエピソードが揃うわけです。
これをさらに、具体的な言葉になるようにしていくと、エントリーシートの自己PR欄や、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)欄に書くネタはいつの間にか出来ています。



就活は自分だけでやってはいけません。
自分の強みは、みんなで探しましょう。

執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。