[留学×就活インタビュー]実践女子大学国際交流センター編

2012.12.17  776Views

大学が留学に関してどのような取り組みを行っているかをご紹介しております。


今回は第3弾。実践女子大学の国際交流センターの留学支援です。


この記事は株式会社クオリティ・オブ・ライフでインターンを1週間していただいた4名の学生の方に、取材の内容を考えてもらうところから記事に起こすところまで体験していただきました。


今回は、インタビュー形式でお届けします。


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留学への取り組み






■学生: 国際交流センターでは学生に向けて、留学についてどのような紹介を行っていますか。


■大学職員: R-プロモーションウィークという期間を設け、留学についての説明会を年3回、4月、5月と10月に行っています。
内容は主に4月5月は夏期語学研修と交換留学について、10月は主に交換留学について紹介をしています。
また、英語の勉強法についてセンター長が紹介も行います。10月には派遣留学経験者の先輩の体験談も紹介しています。




■学生: 留学に参加する学生の数はどのくらいですか。


■大学職員: 語学研修の説明会と、派遣留学の説明会では違いがありますが、派遣留学トータルだと50~60人、語学研修については一人が様々な国の説明会に参加するので、延べ100人ぐらいになります。




■学生: 留学に関して、どのように広報を行っていますか。


■大学職員: 4月の年度初めに学園ホームページ上で年間スケジュールを更新しています。また、新入生には国際交流センターガイドブックを配付し、オリエンテーションでも紹介しています。学内にポスター掲示も行っています。






留学は就活に影響があるのか...?




■学生: 留学をすることにより、就職活動の準備に影響がありますか。


■大学職員: 留学する学年にもよりますが、例えば2年生で留学した場合、帰国が3年生の途中になりますので、就職活動への影響はそれほど大きくないと言えるでしょう。3年生からの渡航となりますと、4年生の途中で帰国しますので、当然就職活動の期間が短くなります。留学の準備をする段階から、将来の進路を見据えた情報収集を行っておく必要があるでしょう。教職課程を履修している学生は、帰国後に速やかに実習等に参加できるように、事前確認を入念にしておくよう話しています。




■学生: 留学は就職活動で有利だと思いますか。


■大学職員: 海外での異文化の体験や経験が自信となって、自分のアピールポイントとなることは間違いないと思います。ただ、語学を活かしたいという面にのみ固執してしまい、例えば英語圏で英語を使った仕事に就きたいと進路を狭めてしまったりすると、就職活動が思うように進まないということもあると思います。




留学を終えた学生との交流も可能






■学生: 交換留学をする学生に、特に力を入れていることは何ですか。


■大学職員: 海外渡航に関する危機管理の講習会を実施しています。また、英語圏の場合は、渡航するまで半年以上期間がありますので、特に語学を中心とした事前指導を行っています。今年度はTOEFLの試験対策を中心に実施しました。韓国・中国の場合は、渡航までの期間が短いため、短期集中で渡航先の文化や習慣を中心に行っています。他には、帰国後の留学生とこれから渡航する学生の顔合わせを行い、留学生活全般の情報を共有する機会を設けています。




■学生: 留学を終えた学生と、これから留学を考えている学生の交流の場はありますか。


■大学職員: R-プロモーションウィークの中で、10月に留学体験談を聞く機会があります。毎年行っている留学生発表会で、来日している留学生と留学経験者のプレゼンテーションを聞く機会も設けています。




■学生: 実践女子大学のホームページを拝見して、「あらかじめ本学及び留学先での履修計画を綿密に検討する必要があります。」と書かれていますが、計画を立てる際に国際交流センターとして、何か協力はしていますか。


■大学職員: 留学を希望する学生に対し、あらかじめ本人が自分の履修状況や単位の取得状況を把握し、特に教職課程をはじめ実習等を伴う場合は、事前に学科と確認をしておくようにと助言しています。




留学を考えている学生は、是非相談を






■学生: 学生にはどのように国際交流センターを活用してほしいですか。


■大学職員: 留学に興味を持った学生は、積極的に相談に訪れてほしいです。しかし、最近の傾向としては「留学したいのですが・・・」「語学研修に行きたいのですが・・・」といった漠然とした質問が多いので、まずは国際交流センターのガイドブックやホームページなどを確認したり、インターネットという手段を活用して自分で下調べをすることはいくらでもできます。調べることも自分の力となりますので、そういったことも含めできるだけ具体的な形で質問をしていただけると、より的確なアドバイスができると思います。




■学生: 留学と就職に迷っている学生がいたら、どのようにアドバイスをしますか。


■大学職員: 就職についての相談は、まずはキャリアセンターに相談をするよう勧めています。国際交流センターでは、留学についての情報の提供をしますが、最終的には本人がご両親とも相談し進路を決めるようにと勧めています。




■学生: 今後、学生への留学サポートではどのような点に力を入れていきたいとお考えですか。


■大学職員: 先ほどお話しした事前指導に加え、例えばメールの書き方や報告書の書き方など、先々の就職活動や社会生活で役立つようなことも含めアドバイスをするように心掛けています。




■学生: 留学相談のカウンセリングなどもセンターで行っているというのをホームページで拝見したのですが、留学する前の学生の不安として一番よく挙げられるのは何ですか。


■大学職員: 留学が決まっている学生からは、現地で生活をしていく上での細かな質問を受けます。留学を希望しているという学生からは、自分の語学力に関することや、経済的な問題、交換留学の制度を利用しない場合の費用のことなどです。他には、やはり就職活動の時期との兼ね合いなどが多いようです。




■学生: 留学を希望する学生と海外から受け入れをしている留学生との交流の場はありますか。


■大学職員: 協定校からの外国人留学生との交流では、在学生はキャンパスメンター制度に登録することができます。キャンパスメンター制度というのは、簡単に言うと留学生と友達になるプログラムですので、留学生と仲良くなれば一緒に遊びに出かけたり、留学生日本文化研修に同行したりすることも可能です。また、派遣留学が決まった学生は、来日している留学生と各自連絡を取って、協定校や現地の詳しい情報を入手しているようです。




■学生: メンター制度を活用している学生はどのくらいいらっしゃいますか。


■大学職員: 留学生に1人に対し、2人~3人の学生がメンターとなります。留学生の数は毎年若干異なりますが10人前後ですので、メンターの数は20数名となります。メンターになっていなくても、留学生に関わる行事に参加したり、同じ授業を受講している中で親しくなったりなど、個人で積極的に仲良くする学生もいます。




■学生: 国際交流センターで予約制の留学相談を行っているそうですが、活用している人はいますか。


■大学職員: 留学に興味のある学生は、一度だけでなく複数回訪問することが多いです。毎回同じ職員が対応できない場合もありますので、「相談カード」というものを記入してもらい、過去に相談した内容を登録しておきます。予約が必要と書いてあっても、実際には予約をしてくる学生はそんなに多くはありません。「質問ですが」という感じで気楽に立ち寄って簡単な質問から始まることが多いです。なぜ予約が必要かと言うと、例えば中国の留学についての相談や英語圏への留学など、留学経験者が対応したほうがいい場合など、相談内容によってこちらもスタッフを指定したりできますので、できるだけ予約をとるようすすめています。




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留学で気になる費用






■学生: 交換留学や協定校留学で留学する学生以外に私費で行く学生はどのぐらいいるのですか。


■大学職員: 私費で留学する学生は、休学して行くことになりますので、国際交流センターに必ず相談に来るというわけではなく、自分で留学先を決定し、休学手続きを行っているようです。語学を学ぶために、大学であれば附属のESLあるいは語学学校に行く学生が多いようです。休学手続きを行う場合は、留学に行くという理由までは公表しませんので人数の把握は実際には難しいです。




■学生: 留学中に学生は報告書を提出するとのことですが、頻度はどのぐらいですか。


■大学職員: 月に1回です。毎月の報告書を翌月10日までに報告してもらっています。留学終了月は、総括の報告書を提出することになっています。




■学生: それはどのような意図で提出を求めているのですか。


■大学職員: 次に留学する学生のための情報収集が目的です。授業に関して言えば、時間割が予告なく変更したりすることがありますので、授業内容を報告してもらいます。また受講している科目によって、求められる英語レベルも違いがあるので、その辺を確認しています。




■学生: 報告書は、学生も閲覧できるようになっているのですか。


■大学職員: 現段階では行っていません。大学によってはHPに載せているところもありますが、国際交流センターではガイドブックに語学研修の感想や、留学自体ではなくて総括という形で全体的な感想を掲載しています。また個々の報告書を閲覧するという形ではなく、内容の抜粋と写真を掲載した「交換留学レポート」を国際交流センターに掲示しています。




TOEFL試験対策も






■学生: TOEFL試験の対策には、誰か講師がいるのですか。


■大学職員: 基本的にセンター長が対応していますが、センター長も常に英文学科の教授とは限らないので、そういう場合は英語を専門としている教授に指導をしていただいています。




■学生: 自分で勉強するのは難しいですし、質問などでてくると思うのですが、国際交流センターに行けば、質問はできますか。


■大学職員: 一般的な英語の勉強方法をまとめた資料等用意していますので、希望者に配付しています。




■学生: 大学ではTOEFL試験を受験できますか。


■大学職員: 年2回春と秋にTOEFL-ITPを実施しています。TOEFL i大学職員Tは受験料も高額で、試験に要する時間も長いため、試験に慣れないと良いスコアを取るのも難しいです。そのため、学内でTOEFL-ITP試験を実施し、派遣留学の出願書類として活用しています。派遣留学の選考に係わらず、留学を考えている学生や英語力の目安に、学生には広く受験してもらいたいです。また、英語圏への留学を終えた学生には再度受験してもらい、留学前と留学後のスコアの伸びを確認しています。




■学生: 現地の治安に不安を持つ学生はいますか。


■大学職員: 夏期海外語学研修参加者と派遣留学が決定した学生には、学内で実施する危機管理の講習会を必ず受講させています。海外では危険と隣り合わせなのだということをしっかり理解してもらい、特に夏に渡航する学生は肌の露出も高くなりがちなので、注意するようアドバイスしています。







ご協力いただいた実践女子大学国際交流センターさんのホームページ
http://www.jissen.ac.jp/sonoma/a04a22/a04a22a01/




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