時はきた!面接ラッシュを乗り切るモチベーションを上げるコツ

2013.4. 5  3028Views

皆さん、こんにちは。常見陽平です。




面接ラッシュ!どうのりきるか?






4月です。会社では入社式。大学では入学式。
まさに春という感じです。


そして...。
就活はいきなり大きなドラマが。
そう、就活は経団連の倫理憲章が定める選考解禁日を迎えたのですよね。
大手企業を中心に、選考が本格化しています。
大学もスタートし、履修登録など各種手続きや講義のガイダンスがある中、面接ラッシュを乗り切るのはなかなか大変ですね。


もちろん、倫理憲章は紳士協定ですから、破っている企業はあります。
また、経団連に加盟していてもこれに賛同しているかどうかは別の話なのです。
というわけで、すでに内々定は出ていたりもしますが。
今後は、各社とも、すごい勢いで選考が進んでいきます。
上手くすすんだ方は意思決定を迫られる機会も増えることでしょう。


この嵐のような季節を、どう乗り越えるかを考えてみましょう。




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面接ラッシュを乗り切るコツ




考えたいことは、これです。




1.健康管理をしっかりと




精神的にも肉体的にもきつくなりがちな時期です。
健康管理をしっかりとしておきましょう。


よく寝る(寝付けなくても横になる)こと、ちゃんと食べることが大事ですね。




2.行動管理をしっかりと




朝起きる前と、夜寝る前に予定をチェック。
予定、to doを確認しましょう。


頭の中が混乱することもあるかと思います。
そんなときは、サインペン片手に、A4の紙に思ったことを書きだしてみることをオススメします。
この何か困ったことがあったら取り敢えず書きだしてみるというのは、使える技です。
書きだしてみると、だんだん頭の中がすっきりするものです。




3.行動に余裕をもつ




忙しいこういう時期こそ、余裕を持ちたいところです。
電車が遅れる、迷子になるなどのこともあるので、早め早めに行動しましょう。




4.人の選考状況を気にしすぎない




人の内々定話がパラパラと聞えてきたりします。
しかも、その企業を自分も受けていると焦りますよね。


ただ、ここはいったん、知らなかったことにしましょう。
というのも、実は内々定を出す時期は人によって違います。
インターンに参加していたかどうか、リクルーターがついていたかどうか、これまでの選考の評価、大学群、エリア、職種などによって変わります。
また、しばらく合格通知がなくても、あとでくることも。


その時、その時の選考に集中しましょう。




5.自分の心の声を聞く




選考が集中するということはひょっとすると、一気に複数社から内々定が出ることも。
決断を迫られる可能性もあるわけです。


どの企業に進むべきでしょうかね?


これまでの業界・企業研究を行なってきたかと思いますが、最後は自分の心に聞く、ということになりますね。
選考が上手くいっても、いかなくても、この時期は自分の心の声を聞きましょう。




6.反省は太く、短く




たくさん選考があるということは...。
縁起悪いですが、たくさん落ちる可能性もあるわけです。


ここでのポイントは、反省は太く、短くするということです。
後に引きずってはいきません。


まあ、もちろん、自分の何がよくなかったのかは考えるべきですが。




7.プチ贅沢で、リフレッシュ




疲れが溜まっていたら、早めにリフレッシュしましょう。
個人的には、スイーツを食べる、ホテルなどの良さげなカフェに行く、マッサージに行く、特急の指定席やグリーン車を活用するなどです。
まあ、ちょっと贅沢ですね。






嵐のような季節ですが、頑張って乗り切りましょう。
応援しております。


執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。