就職活動を成功に導くために!インターンシップに参加する前に知っておきたいこと

2015.7.21  501Views

主に、夏・冬に開催される1日から1か月と期間も様々なインターンシップ。


インターンシップは、「実際の仕事を体感できる」、「社員の方との交流」といった、業界研究・企業研究では取得できない情報もある貴重なプログラムです。
就職活動は情報戦とも言われており、インターンシップから取得する情報は、就活時期が変わった今、より大切になってくるでしょう。
とは言え、ゼミナール活動、アルバイト、部活等、学生生活は忙しい...。
限られた時間で就職活動を成功に導くための、インターンシップ有効活用方法を今回はご紹介させていただきます。

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1.インターンシップの形式と企業側の目的


夏や冬に開催されるインターシップがあります。
企業が提供するインターンシップの目的と形式は主に2点あります。


・企業広報を目的とした、セミナー型インターン
例えばBtoCの食品メーカーなど、学生にも認知度の高い企業はわざわざ開催することは少ないですが、BtoB企業といったあまり馴染みのない企業は、1dayインターンシップを実施することにより、自社を知ってもらう広報目的で行うことがあります。


・学生を囲い込むことを目的とした、プロジェクト型インターン
商品企画、事業企画等、様々なテーマを与えられ、グループで取り組むタイプのインターンです。
1週間~1か月の期間、企業側は採用視点でグループ活動を見ます。
グループ活動の評価次第で採用ステップに進むことから、学生を囲い込むインターンと呼ばれています。



2. 就職活動を成功に導く、目的設計


インターンシップに参加するにあたり、自分自身がどう目的を持って取り組むかが大切になります。
就職活動を成功に導く(納得した結果を獲得する)ためのインターンシップ種類別目的設定の一例を紹介します。


・セミナー型インターンに参加する場合
セミナー型インターンは、企業広報を目的としたインターンと1でも記しました。
このインターンに参加する学生側の目的で多いのは、次の2点です。


1.「業界業種を全く知らないため、就職活動が始まる前に調査をしたい」
2.「どのような企業があるのか分からないため、知りたい」


つまり、学生側の目的としては、業種・企業・業種が定まっておらず、自分の興味のあるものは何なのか"視野を広げる"ことにあります。
「1dayインターンなんて価値がないよ!」と耳にすることが多いですが、これまでの印象で業界を決めるのではなく、ゼロベースで調査をすることは大切です。
就活が本格化する前に、業界や業種について知りたいと感じている人であれば、セミナー型インターンはオススメです。


・プロジェクト型インターン
プロジェクト型インターンは、学生を囲い込むためのインターンです。
このインターンに参加する学生側の主な目的は、下記の2点です。

1.「関心のある企業が決まっており、特定の会社について知見を深めたい」
2.「自分の力を試したい」

1点目は、「実際の仕事を体感できる」、「社員の方との交流」等、セミナー型インターンでは取得できない情報を得ることができるためです。
一方の後者にありました「自分の力を試したい」という目的は、最近良く聞きます。
「自分の力が本当に仕事に活かせるのか」を就職活動の判断軸に考えている人もいるためです。
関心のある企業について肌感覚で知りたいと感じている人であれば、プロジェクト型インターンはオススメです。



さいごに


インターンに参加する目的は、多様です。
周りの流れに任せるのではなく、自分自身がどのようなポジションにいるのか分析した上で考えてください。
そして目的を明確にし、限られた時間を最大限に生かしてください。
一歩一歩の積み重ねが、就職活動を成功に導きますよ。


(ライター:みくも)