インターンシップって落ちるの!?取り組むべき選考対策

2013.7. 9  13301Views

今回は、「インターンシップって落ちるのか?」「インターンシップにはどんな対策をすればいいのか!?」という疑問にお答えします。



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インターンシップって落ちるの!?


この答えはズバリ...落ちます!
世間では「この企業のインターンに参加しておくと有利!」「あの企業のインターンは内定に直結する」といったことがまことしやかに言われていますし、そのようなインターンは事実存在します。
よって、あるインターンには学生が集中し、エントリーシート(ES)・グループディスカッション(GD)や面接で足切りをされるのです。

だからと言ってあきらめないでください。
インターンでも選考の準備をすれば大丈夫。
しかも、インターンの選考対策というのは勝手がわからず怠りがちなので、対策をすれば他の学生に一歩差をつけられるかもしれません。

また、中には選考がない「誰でも参加OK」なインターンもあるので、気になるインターンをまずは調べてみましょう。



エントリーシート(ES)対策


自己分析はこれから...。いきなりESを書くことに苦悩するかもしれません。
まずはこの記事をご覧ください

<参考記事>
初めてESを書く人に送る、覚えておいて欲しい4つのこと

この記事に加え、書き方のコツを2つお伝えします。


事実を基に相手に伝わる文章を書くこと

「事実A→事実B→だから結論C」あるいは「結論C→なぜなら、事実A→事実Bだから」のような型を身につけましょう。限られた字数なのでレトリックはいりません。



企業の意図を読みとること

「企業の求める人物像」や「このインターンではこのようなことを学べます」といったメッセージをインターンの募集要項やESの設問からしっかりと読み解くことです。

私が応募した企業のインターンESの設問は「学生生活でリーダーシップを発揮した経験を教えてください」でした。
つまり「学生時代の行動」と「リーダーシップ性」が問われているのです。
ここで「私はマネージャー職のような補佐が得意で~」と書いては、ズレてしまいますよね。何が求められているのかを意識して書いてみましょう。



グループディスカッション(GD)対策


企業にとって、短時間かつ効率的に足切りができる、グループディスカッション。
GDを行うということは「ずば抜けた天才」か「協調性」を見ていると考えて良いかもしれません。
詳しい対策はこちらの記事をご参考ください。

<参考記事>
グループディスカッションで役立つ7つのポイント

面接対策


超基本的なことですが「ESをコピーして手元に残すこと」を忘れないでください。
「ES提出→ES選考結果通知→面接」と、この期間が意外と長かったりするのです。
面接は基本的にESを基に質問が行われます。くれぐれも「志望動機、何書いたっけ...」なんてことがないように。

そして、面接本番では「ESからブレずに」しかしながら「ESで伝えきれなかったことを伝える」のです。
だから、ES丸暗記ではいけませんし、ESを書く時に面接でつっこんでもらえるような「余白」を残しておくと良いでしょう。

面接対策にオススメの記事はコチラです。

<参考記事>
面接で意識したい基本的な4つのポイント



さいごに


インターンも落ちることはあります。
また、落ちたとしても「採用本番じゃなくて良かった」と前向きに捉えてください。
就活本番では企業に振られに振られまくって「生涯初の大きな挫折」と感じてしまう人も少なからずいます。
ですから、失敗をしても、その反省をして次に活かすタフさが重要なのです。

そして、あらゆる選考も要は企業との対話です。
一方通行ではなく、企業のメッセージに耳を傾ける姿勢が大事です。
これはインターンに限ったことではありません。今後、このことを意識して動いてみてください。

(ライター:ゆい)