自己PRの書き方が分からない人に送る、3つのポイント

2015.1.28  3641Views

「自己PRが作れるような学生生活を送っていない...」

「自己PRを履歴書にうまく書く方法がよくわからない...」

と嘆く方も多いのではないでしょうか。
就職活動中は何十枚と履歴書を作成します。
履歴書やエントリーシート(ES)によっては、自己PRの長さを変えたり、内容を変更したりします。
そんな悩ましい欄の一つである自己PRの書き方を今回はお伝えしていきます。

a1640_000179.jpg

1.結論を最初に書く



まず、「私は、○○ができます(~があります、~が得意です等)」と書き出しましょう。
これは結果であり、結論でもありますので、最初に書くことによって読み手も読みやすくなります。
○○に入る内容が思いつかない方は、自分の短所から考えてみてはいかがでしょうか。

長所も強すぎると短所になってしまいます。
短所が「マイペース」である人は、それを「周りに流されず物事を進めることが出来る」と、長所に変換することが出来ます。



2.具体的なエピソードを書く



「私は、行動力があります」と書いただけでは、読み手には伝わりません。
その力があることが分かるようなエピソード(原体験)を書いていきましょう。

「私は、大学生活中に思い立ち、海外50か国をバックパッカーとして渡り歩いていきました。海外では、予想もつかない事態に見舞われて非常に困難なこともありましたが、新しい世界が見たいという一心で在学中に50か国を渡り歩くことができました」
の方が、「私は行動力があります」が伝わりますよね。



3.エピソードはなんでもよい



すごい経験が必ずしも魅力的な自己PRになるとは限りません。
例えば、留学経験=すごい、と簡単には結びつきません。在学中に留学する学生が非常に増えてきているからです。
「幼少期から朝の犬の散歩を15年間欠かさず行っている」でも良いのです。

むしろこの継続性を伝えるアピールの方が面接官には魅力的に映ることもあります。
大事なのは、「他人が聞いてどう思うか(評価するか)」です。


さいごに



いかがでしたか。
選考に進むと似たようなアピール内容に出くわすこともありますが、似たような内容であっても、思考プロセスや背景は異なってくるものです。
自分にしかない、オリジナルな自己PRを履歴書やESに書いていきましょう。


(ライター:しんや)