2016年卒以降の就活スケジュール

2014.5.23  2968Views

2016卒以降、就活のスケジュールは変わります。


これから就活を開始される方へ、就職活動がどのように進んでいくのか、お伝えします。

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2016年卒以降から就活スケジュールが変わります


多くの大手企業が加盟する、一般社団法人日本経済団体連合会により、2016年卒採用から「採用選考活動の開始時期の後ろ倒し」の対応として、「採用選考に関する企業の倫理憲章」の見直しが決定されました。

「採用選考に関する企業の倫理憲章」見直しの方向性を決定(経団連タイムス)


※2015年卒以前の就活スケジュールはこちらをご参考ください。



2016年卒以降の就活スケジュール



経団連の決定により、2016年卒以降の就活スケジュールは次のようになります。


●大学3年生7月
インターンシップの選考開始


●大学3年生8月~2月
インターンシップ選考、インターンシップ本番


●大学3年生3月 企業の広報活動開始
・ナビサイトオープン、登録開始
・企業へのプレエントリー開始
・大学内の学内セミナー開始
・ナビサイト主催の合同企業説明会開始
・企業説明会開始
・エントリーシート(ES)提出開始



●大学4年生4月
・企業説明会本格化
・選考(グループディスカッション、適性検査、面接等)の開始


●大学4年生5月~7月
・エントリーシート(ES)の提出ラッシュ
・選考(グループディスカッション、1次~最終面接)


●大学4年生8月~ 企業の選考活動開始
・選考(1次~最終面接)
・内々定出し
・ES、選考継続

●4年生10月
・内定出し
・秋採用


※企業によって差はありますが、大手企業の一般的なスケジュールを記載しました。
経団連に所属していない企業は採用活動を開始することができるため、広報開始の3月よりも前に選考を行う企業もあります。
また、外資系企業などは倫理憲章が関係ないため、他の企業よりも早く採用活動開始するところが多く、大学3年生9月に内定が出るケースもあります。


2016年卒以降の就職活動の傾向予想


●増加するインターンシップ

これまでよりも、3年生になってから広報活動開始の3月までに時間がたっぷりとあるため、「インターンシップ」を実施する企業が多くなると言われています。
企業にとってインターンシップは、自社の良さを学生に知ってもらい、かつ良い学生の見極めが出来ますし、広報活動開始以前に学生と接触するチャンスでもあります。
そのため、夏のインターンシップだけではなく、授業期間でもある秋(土日を使って)、冬休み、春休み(2月末まで)を使ってインターンシップが多くの企業で実施される予定です。
学生にとっても、インターンシップは広報開始以前に業界や企業、仕事のことを知ることができますし、同時にインターンシップを通して自己分析を深めるチャンスでもあります。


志望業界をどうしよう...、何をしたいのか分からない...という方は是非、インターンシップに参加してみては。何かヒントが見つかるかもしれません。


●短期決戦のための準備

8月から選考活動開始となると、前年とくらべて4ヶ月遅いスタートとなります。
そのため、事前準備が明暗を分けるといっても過言ではないかもしれません。
就活本番前にエントリーシート(ES)書いて誰かに見てもらう、自己分析をやってみる、適性検査の対策をする、業界研究をする...など、事前に色々と出来ることにも取り組んでみましょう。


また、「うまくいかなかった時に修正してリスタートする」にあたって早めに修正をかけないと、リスタートしたときにはすでに4年生の後半...ということが大いにありえます。
就活は誰でも壁に直面します。
その時に何が問題だったのか、どう改善すればよいのか、を早めに気づいて修正することが大事です。
一人で抱え込む方ほど、悩みすぎて気づけない傾向にあるので、周りの友人や先輩、親、社会人などの力を借りて意見を聞きつつ、うまくいかない時は振り返って修正し、立ち止まらずに進み続けるように意識してみてくださいね。




さいごに


いかがでしたか。

スケジュールは企業によって違いますが、今後の就活の参考にしてみてください。