何をしたいのか分からない方に送る、「やりたいこと」を探す2つの方法

2013.10.10  2725Views

よく就職活動で「やりたいことが出来る仕事を探そう」というフレーズを耳にします。

しかし、この言葉を聞いて「そもそも自分は何がやりたいんだろう?」と悩んでしまう方も多いのでは?
今回は「やりたいこと」を探すための2つの方法を紹介します。


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1.やりたくないことを探す

やりたいこと探しはとても難しいです。
そこで、消去法を使います。まずは「将来やりたくないこと」を思いつく限りリストアップしましょう。
あわせて「やりたくない理由」も書いておくと分かりやすいです。

次に、やりたくない事に当てはまらない職業を想定しましょう。


「人見知りだから、初対面の人とばかり会う仕事はちょっと...」と考えた場合。
お客様と初めて話す機会が多い新規開拓ばかりの営業職は選択肢から外れそうです。
そして、初対面の人とあまり会わない=顔見知りと過ごす時間が長い職業を探します。
この場合は既存のお客様対応がメインの営業や、社内にいるスタッフ職等なら楽しめそうですね。

このように、やりたくないことを整理する中で、逆にやりたいことが見えてくるケースもあります。


2.「やってみて楽しかったこと」を振り返る

過去の経験から、やりたいことを探しましょう。
学生時代の思い出や趣味など、何でも構いません。
「あの時楽しかったな」という瞬間を思い出しましょう。
そして、その中でも「どの部分が楽しかったのか」を具体的に書き出してみて下さい。

例えば、山登りが趣味の人の場合、ただ「山登りが楽しかった」と書くだけでは不十分です。
山登りの「計画を立てるのが楽しかった」のか、「友達と団結できて楽しかった」のか、「以前よりも高い山に登れて楽しかった」のか、まで書きましょう。

計画を立てるのが楽しかったという人は、どうすればより良い登山になるかを考えて比較・検討するのが好きそうですね。
これは山登りだけでなく、お客様の旅行の日程を調整する旅行代理店の仕事など、プランをたてる事が頻繁にある仕事に通じる「楽しさ」です。

単なる思い出でも、「どの部分が楽しかった」まで突き詰めると、チームワークを発揮する事や挑戦する事など、仕事のやりがいにつながる「楽しさ」まで昇華できます。

その楽しさが活かせる仕事こそ、「やりたいこと」です。



さいごに


特に、就職活動の初期は「やりたいこと」が見つからずに悩む方が大勢います。
しかし、実際に選考を経る中で、ふと「これがやりたかったんだ!」と気付く事も。

なかなか見つからないからといって焦らず、マイペースに「やりたいこと」を探してみて下さいね。

(ライター:ナツキ)