OB ・OG訪問でおさえておくべき3つのポイント

2014.10. 7  84Views

OB・OG訪問は、社会人の貴重な時間を頂き、話を伺える機会です。


そのため、マナーはもちろん、質問などをしっかりと準備して臨みましょう。
今回は、そんな貴重な時間を有意義に使うために、抑えるべき3つのポイントをご紹介いたします。

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1.事前に企業研究を行う



OB・OG訪問とは「現場のリアルな情報を聞きに行く場」であります。
ネットでわかるような情報など、少し調べればわかるような情報を聞きに行く場ではありません。たとえば、「御社の理念を教えてください」などですね。
このような質問だと、せっかくの貴重な時間を無駄にしてしまい、大した情報を聞きだせずに終わってしまいます。

そのため、事前に企業研究をしっかりと重ねましょう。


2.面接の練習の場ではない


確かに社会人の方と話すことによって、社会人とのコミュニケーションの練習にはなりますが、OB・OG訪問は面接の練習の場ではありません。

社員の方は貴重な時間を割いて、学生に少しでも生の有益な情報を伝えようとしてくれます。
あくまでも目的は「現場の生の情報を手に入れるため」です。
そのため、面接の練習を目的としてはいけません。


3.訪問後にお礼メールを送る


ただ、淡白に「本日はありがとうございました」だけではなく、お会いして学んだこと、感じたことを自分なりの言葉で伝えましょう。
これは選考に有利にするためのアピールでも何でもなく、純粋に相手に対する感謝を伝えるためです。
貴重な時間がためになったものだと分かれば、社員の方も喜ぶでしょう。

OB訪問を行ってから、12時間以内に送るのがベストです。



さいごに


いかがでしたか。

「準備8割・本番2割」という言葉がある通り、準備を入念に行うように意識しましょう。
OB・OG訪問の機会は何度も訪れるものではありません。OB・OG訪問は、社会人にとって仕事の合間にリラックスできるなどの副次的なものはあるかもしれませんが、あくまでも忙しい中時間を作っているため、仕事に支障がでる等マイナスな部分を覚悟したうえで先輩方は臨んでくれています。
そのため、OB・OG訪問には謙虚な姿勢で臨みましょう。
そして生の情報を得て少しでも会社に対する理解を深めたり、面接に使えるような情報を持ち帰るなど、OB・OG訪問が有意義な時間となるようにしましょう。


(ライター:しんや 学生団体「Realize」代表)