あなたは大丈夫!?就活に失敗する学生の2つの共通点

2014.9.19  338Views

就活性の中には何社も内定をもらう学生もいれば、100社受けても1社も内定が取れない学生もいます。


そこで今回は後者の学生の共通点を2つあげていきます。

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1.たくさん行動したつもりになっている



多くの説明会や面接に参加することで行動したつもりになってしまう就活生がいます。
厄介なのは、動けば動くだけ、行動した気になれるという点です。
ですが、単に行動量を増やしただけでは意味がありません。
行動の質を高めなければ、内定を獲得することはできません。ただ、行動するだけは穴のあいたバケツに水を流すようなものです。

では行動の質を高めるのはどうしたらよいでしょうか?

それは説明会で学んだこと、面接の反省などを振り返ることです。
就活では自分を振り返ることが必要になってくる機会があります。
ですが、そうした時にきちんと振り返らず、きっぱりと諦めて「まだ次がある」「まだまだ会社はある」と目を逸らしてしまうと、いつまで経っても成長できません。
選考落選などの辛い結果に目を瞑りたくなる気持ちは分かりますが、きちんと説明会で得た情報を咀嚼したり面接の反省を行ったりするようにしましょう。


2.自分の話をせずにサークルや団体などの話をしてしまう



学生時代に頑張ったことで、自分ではなく所属しているサークルや団体、アルバイト先の話に終始する学生もたまにいます。
特に学生団体やボランティア団体などに所属する就活生に多く見られる傾向です。
その団体の実績そのものを強調して、他の就活生との差別化を図るわけです。

ですが、そこに自分がどうやって貢献してきたのかという点がなければ、どんなアピールも相手には響きません。
団体の話に終始してしまうのも1にあげた「やった気」になっていまっているのかもしれませんね。
「私は他の就活生とは異なる経験をしている」など頭でっかちになってしまっては、もったいないです。
自ら主体的に取り組んだ経験についてアピールしましょう。



さいごに



就活では「やった気」になってしまう学生もいます。
たくさん行動するのはとても良いことです。
しかし、行動するのにも時間・お金などたくさんのコストがかかります。

就職活動は長くやればよいというわけではありません。
短い時間で結果が出ればよいことに越したことはありませんよね。
だから、素直に謙虚に、準備と反省を繰り返すことが一番大事だと筆者は考えます。

(ライター:しんや 「学生団体」Realize代表)