インターンシップを選ぶ前に最低限知っておくべき3つのこと

2014.5.30  1774Views

就職活動をしていると「インターンシップ」という言葉をよく聞きます。

「○○のインターンシップに参加すれば就職活動で有利だ」「僕は5社もインターンシップに参加した」等、様々な情報が飛び交い不安な学生もいるでしょう。


「何かよくわからないけど、とりあえず参加しなきゃ!」と焦って数多あるインターンシップの情報に押しつぶされる前に、
最低限必要な知識として「そもそもインターンシップとはなんなのか」、「なんのために参加するのか」、「参加資格や実施時期」の3点を確認しておきましょう。


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1.そもそもインターンシップとは?


そもそもインターンシップとはなんなのでしょうか?


【インターンシップ】
学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。
引用元;http://ja.wikipedia.org/wiki/インターンシップ


企業の中で実際に仕事体験をする制度をインターンシップといいます。
とはいえ、内容は企業やプログラムによって様々で、
実際に業務に従事するインターンシップもあれば、模擬体験だったり、勉強会ないしは選考の練習をするインターンシップもあります。


2.なんのために参加するの?


学生は何を求めてインターンシップに参加するのでしょうか?
以下に代表的な目的を挙げてみました。


1. 就職活動の練習として
多くの企業はインターンシップ前に書類選考や面接を行います。
それを利用して腕試しをしたり、選考のコツを掴むために参加する学生も多いです。
本選考が不安な人はあらかじめインターンシップの選考で練習してみるのも良いでしょう。


2. 進路選択のため
企業で実際に働いてみると、自分にその仕事・企業が合っているのか、見極めやすいです。
インターンシップに参加することで、仕事の内容は勿論、企業風土や社員のライフスタイル等を直に感じることができます。


3. 面接等のためのネタ作り
面接やエントリーシートで必ずといっていいほど聞かれる項目に「志望動機」「学生時代がんばったこと」があります。
実際に働いてみて感じたことは志望動機として有用ですし、インターンシップで成果をあげれば、自らの能力をアピールすることもできます。


4. 自己研鑽のため
就職活動の範囲にとどまらず、コンサルタントの思考法を身に着ける、プログラミング技術を習得する、社会人としてのマナーを身に着ける等、知識や技術を習得し自らの能力を高めようという目的でインターンシップに参加する学生も沢山います。
大学の勉強とは異なり、仕事を通して実践的に学ぶことができるでしょう。


5. バイト代わりにお金を稼ぐ
インターンシップは無給のものから、高額な報奨金の出るものまで数多くあり、アルバイト代わりにインターンシップでお金を稼ぐ学生も多くいます。


6. 人脈を広げるため
インターンシップには、全国各地から学生が集まるので、普段知り合うことのないような学生にも出会えますし、企業の社員とのパイプを作るにも有用です。
インターンシップをきっかけに、友達作りや就職活動の情報交換のためのネットワークを広げておくと便利です。


3.参加資格や実施時期は?


対象は学部3年生や修士1年生の就職活動を控えた学生が主になりますが、
最近は学年不問のインターンシップも増えてきているようです。


実施時期に関しては、夏季休暇や春季休暇等の長い休みの時期に実施する企業が多いですが、通年募集をしている企業もあります。


さいごに


インターンシップは学生でありながら企業に入り働くことのできる貴重な機会です。

しかし、「周りが参加しているから」となんとなく参加するのではなく、なんのために参加するのか、インターンシップを通して何を得たいのか、きちんと目的を明確にすると、次に繋がる有意義な体験ができるでしょう。


(ライター:たんたん)