「働く意味」が分からない人におくる、「なぜ働くのか」を考える方法

2013.8.29  20914Views

今までに「働く意味」を考えた事はありますか?

面接でも「あなたにとって働くとは何ですか?」という質問が出るほど、働く事そのものに対する価値観はとても大切です。
そこで「そもそもなぜ働くのか」を今一度考えてみましょう。


今回は、働く意味を考えるのに役立つ方法をお伝えします。


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「誰のために」を軸にしてみよう



働く意味といっても様々です。

「お金を稼ぎたいから」、「色々な人と知り合いになりたいから」、「役立ちたいから」...。

人それぞれだと思いますが、「誰のために」という軸で考えると以下の4つに分類できます。

1.自分のため
2.他人のため
3.社会のため

それぞれのパターンに分けて考えてみましょう。

1. 自分のため



自分の成長を理由にする答え方です。

「成果をあげたい」はもちろん、「色々な人と知り合いになりたい」、「お金を稼ぎたい」もここに分類されます。
このパターンでは自己中心的に聞こえないように「成長した結果、周囲に対してどう還元できるか」もあわせて伝えるのもお勧めです。

例えば、「色々な人と知り合いになりたい」という答え方の場合

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「私にとって働くとは、多くの人と出会うチャンスです。お客様や一緒に働く方と関る中で△△のような事が学べるはずです。それを○○のような形で活かし、自身の成長に繋げます。そして将来、御社とお客様に恩返しできる人間になります」

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ただし、企業によっては「お金を稼ぎたい」等のストレートすぎる返答は、俗っぽいとして嫌うところも。
「賃金に反映されると自分は高いモチベーションを保てる」という言い回しでなら、成果主義の企業に対して有効です。


2.他人のため



お客様や家族、志望する企業の役に立ちたいというパターンです。
ここで大切なのが、「誰のために」を明確にする事。漠然と答えると「他の業種でも出来る仕事では?」と突っ込まれます。


例えば、ある人が「私にとって働くとは人の役に立つ事です」とだけ答えたとします。

これだけでは、この人が介護業界を志望しているのか、金融業界を志望しているのか、わかりません。
世の中のほとんどの仕事は人の役に立つからです。

より具体的に話しましょう。
例えば、製薬企業の営業職(MR)の志望者が、

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「病気と医療費という2つの負担を抱える患者さんに役立ちたい。その為に、安価な薬を普及させたい」

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などと言うと、その直後に志望動機を聞かれたとしてもスムーズに繋げられそうです。


気をつけたいのが、「企業の役に立ちたい」というケース。
社会に存在する一般的な企業の目的は、利益を上げる事です。
つまり、企業が慈善事業として行っているボランティアや寄付活動への貢献をアピールするのは、少しズレてしまいす。
その企業の本業で勝負しましょう。

3.社会のため



経済や環境など、社会全体への貢献を理由とするものです。
社会のためと言ってもNGO等を志望する人だけに限りません。
一般的な企業で利益を上げる事も経済活性化に繋がります。

例えば、オフィス用品の商社の志望者が

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「私にとって働くとは、人々が働きやすい環境づくりをサポートする事です。事務のアルバイトを通じて、オフィスの環境が効率化やコスト削減に役立つと実感してきました。仕事を通じて、働きやすい職場を日本中に増やし、日本経済全体を支えます」

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というと、志望企業での仕事が社会で果たす役割をよく理解していると評価されます。

さいごに



「働く意味」を考える事は、面接対策だけでなく、モチベーションをあげるのにも役立ちます。
就職活動は大変ですが、夢ややりがい、働く意志を強く持てば、必ず乗り越えられます。

自分なりの「働く意味」を見つけて、前向きに就職活動に臨みましょう。


(ライター:ナツキ)