UIターンを考えている人へ!地元企業を探すコツ

2015.12.14  481Views

皆さん、こんにちは。常見陽平です。

地方の中堅・中小企業の採用は大変?


この2ヶ月くらい、かなりの頻度で石川県金沢市にお邪魔していました。石川県の中堅・中小企業向けの採用力強化セミナー「いしかわ採強道場」の講師を担当しました。6回シリーズで、ワークショップをしたり、大学を訪問したり、プレゼン大会をしたりと、盛りだくさんの内容でした。今、話題の北陸新幹線に何度も乗りました。新幹線開業を前に新しくなった金沢駅は、お土産コーナーもレストランコーナーも充実。金沢の味を堪能しました。

石川県に限らずですが、中堅・中小企業は採用に苦労しています。なんせ学生への知名度が低いですし、採用予算も潤沢にあるわけではありません。大手企業でも法人相手に営業しているB2B企業は知名度が低く、採用に苦労している企業もあるわけですが、中堅・中小企業だとなおさら目立たないわけです。
石川県はものづくり企業が多数あり、技術力が高く評価されているわけですが、そうであるがゆえに理系の人材が必要なわけです。しかし、理系の特に機械・電気・情報系の学生は争奪戦になっているわけで。


ましてや売り手市場です。こういう局面では、学生の大手志向はますます強まるわけで。ますます難易度が上がります。企業はあの手この手を使っています。もちろん上手くいっている企業もあるわけですが。

まず、就活を迎える学生の皆さんは、企業の側も採用に困っているのだということを理解してください。


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故郷の企業と出会うためのコツ



さて、このコラムを読んでいる方の中にはUIターンを考えている方もいることでしょう。でも、どうやって企業を探していいのかわからない人も多いことでしょう。そのためのコツを考えてみたいと思います。

まず、前提の話なのですが...。UIターンを志望する人はどのエリアにおいても一定数いるものの、情報がなくて困っているのですよね。学生は地元の企業を知りません。せいぜい地元の大企業、金融機関、インフラ系企業、地元の流通や飲食のチェーンくらいでしょう。もともとB2B企業は目立たないわけですし。大学進学と同時に上京するとさらにわからなくなるのです。

そんな中で出会うためのコツをお伝えします。

●地元にいる家族、友人に聞く
→さすがに地元に住んでいるだけあり、事情がわかります。やや裏ワザですが、地元の大学に通っている人に大学にきている求人を調べてもらうという技もあります。


●地元の自治体のイベントを探す
→地方自治体はUIターン就職を推進しようとしています。マッチングイベントなども多数開催されております。これらの情報を仕入れましょう。中には、関東や関西で開いているイベントなどもありますので、要チェックです。なお、就職情報会社が各地方で開いている小規模なセミナーに参加してみるというのもアリです。


●地元の就職ナビを使う
→各エリアに存在する、地元の就職ナビを使ってみましょう。なお、大手就職ナビで地域限定検索をかけるのも手です。


まあ、なんせ有効なのは、この年末年始に帰省して、地元の友達や家族・親戚から情報を集めることですね。就活がせまっている今の時期は同窓会も開きやすいですよ。みんな、話したがっていますよ。帰省して、みんなと会話をして就活の準備をはじめましょう。

執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。