「面白い自己PRは本当に必要!?」面接で自己PRをするときに覚えておきたいポイント

2015.1.20  2211Views

「面接で目立つために一発芸をした」
といった先輩の武勇伝を一度は聞いたことがあるかもしれません。
そんな話を聞いたとき、
「私には一発芸や面白い自己PRは言えない」
と、悲観する方もいるのでは。

確かに、何千人と会う面接官からしてみれば、他の学生がしないような面白い自己PRをする学生の方が(良くも悪くも)印象には残るでしょう。
しかし、だれもが面白い自己PRをできるわけではありませんし、そもそも面白い自己PRを求められないこともあります。
また、それが企業に受け入れられるとも限りません。
(筆者もいたって真面目なので、一発芸をする勇気などはありませんでした。)

そこで今回は、面白い自己PRが評価される場合とそうでない場合をご紹介します。

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1.自己PRをする、そもそもの目的とは?



自己PRの目的は「自分自身をアピールする」ことです。
そして目指すゴールは、面接官に「採用したい」と思ってもらえる自己PRです。
では面接官が採用したいと思うのは、どんな学生なのでしょうか。

それは「企業の求める人物像に、学生が合致している」ことです。


2.企業の求める人物像とは?



では企業が求める人物像とは何なのでしょうか。
筆者が考える定義としては、「会社に貢献する可能性が非常に高い人物」です。

企業は、限られたコストの中で、いかに自社にとってメリットのある人を(採用枠を上限として)採用できるかを考えています。


3.面白い自己PRが評価される場合



ただ、求める人物像は、企業によって詳細が異なり、企業の経営方針・抱える課題・社風などによって様々です。

たとえば、同じ営業職採用でも企業によって求める人物像は異なります。
元気さ・面白さ・ノリの良さを評価する会社であれば、面白い自己PRや一発芸をしても評価されることもあるでしょう。
一方、堅い雰囲気の会社では、低い評価を受けかねません。


もちろん、面接官に求められていないのに、一発芸をすることは控えたほうがよいです。
面接の話の流れの中で、一発芸を求められたら披露する、会社や面接の場の雰囲気を考えて「面白い自己PRをしても受け入れてもらえそうだな」と思ったらアピールするなど、状況を考えたうえで行うようにしましょう。


さいごに



いかがでしょうか。

選考で、面白い自己PRを必ずしもする必要はありませんし、真面目にコツコツ取り組まれた内容の自己PRでもまったく問題ありません。
目的は「自分自身をアピールする」、目指すゴールは、面接官に「採用したい」と思ってもらうことです。
状況に応じて、アピール内容は使い分けてみてくださいね。


(ライター:しんや)