「学生時代に頑張ったこと」のエピソードをより具体的にするためのポイント2つ

2014.1.27  2226Views

「あなたが学生時代に頑張ったことは何ですか?」

というのは、就職活動中、最も聞かれる質問の1つです。
アルバイト・サークル活動・ゼミ活動等、頑張ったことは人それぞれですよね。
少しの工夫をするだけで、そのエピソードはもっと具体的に、相手に伝わるものにすることができます。


今回は、学生時代に頑張ったことのエピソードをより具体的にするためのポイントをお伝えします。

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1.エピソードに関係する人に話を聞く


自分が学生時代に頑張ったエピソードに関わった人の話を取り入れることで、具体性を増すことができます。

例えば、学生時代に頑張ったことのエピソードとして、サークル活動を選んだとします。
では、自分の動きはどう見えていたのかを、サークルのメンバーに聞いてみましょう!

同期でも、先輩でも、後輩でも、誰でも構いません。
「○○のときに手伝ってくれたのが本当に助かったよ」
「いつも周りの人に気を配っていて、すごいなって思ってたよ」
このように、色々な答えが返ってくるでしょう。

言われたことを、そのままエピソードの内容に追加すれば、具体性が増しますよね。

『自分が行った行為に対して、他人がどう反応したのか』を伝えることで、頑張ったことが自己満足だと捉えられてしまうことを防ぎやすくなります。

2.エピソードに関係しない人に話を聞く


1とは逆に、関係のない人の話を取り入れることで、よりエピソードに深みを持たせることができます。

先ほど例で扱ったサークル活動のエピソードを、アルバイト先の人に話したとします。
すると、「それって具体的にどう取り組んだの?」「どうしてそういう取り組みをしようと思ったの?」と客観的な視点からの意見がもらえます。

ESを読む人や面接官は、その詳しい状況を全く知らないという意味で、エピソードに関係しない人と同じ立場ですね。
予め突っ込まれそうな箇所の回答を先に用意しておくことができるということです。
自分が当事者だったからこそ、客観的に見てもらうことで気付くこともたくさんありますよ。

さいごに


いかがでしたか?
1と2に共通しているのは、『自分以外の視点を入れる』ということです。

筆者がこの方法を試したときに一番ハッとしたことは、エピソードに関係ない人に話を聞いた際に
「なんでその時に頑張ろうと思えたの?」と聞かれたことです。
自分が一番頑張ったと思えた活動は、どうしてそこまで頑張れたのかという質問は、他人に聞かれて初めて出てきた疑問でした。
なぜ自分が頑張れたのかを掘り下げ続けたところ、結果として自己分析がさらに深まりました。

独りよがりにならず、ぜひ色々な人に話を聞いてみましょう!
そうすれば、エピソードの内容はより具体的になりますよ。

(ライター:きみこ)