エントリーシート(ES)によくある、「自分を自由に表現してください」欄の対策法3つ

2013.9.11  9923Views

マスコミや広告会社などのESに登場する、「自分を自由に表現して下さい」というA4一枚の真っ白な紙。
何を書いたら良いのか、と戸惑ってしまう人も多いでしょう。


そこで今回は「ESの「自分を自由に表現してください」欄の3つの対策法」をお伝え致します。

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自分のキャッチコピーを考えよう


まず、「自分のどんな強みをアピールするか」を考えましょう。これが最も大切なことです。
この欄でどういう印象を与えたいのか、企業研究の内容も元として考え抜くことが必要です。


それが出来たら、自分のキャッチコピーも考えると良いでしょう。
強みから連想される言葉をいくつか書き出していくと、自然と自分なりのキャッチコピーが思いつきます。
キャッチコピーを見やすく大きな文字で示せば、何をアピールしたいのか一目で分かりやすいものとなります。

<参考記事>
面接やESで聞かれる、就活用「自分のキャッチコピー」を書くコツ



強みを引き立たせるエピソードを書こう


アピールしたい強みが決まったら、それにヒモ付くエピソードを考えよう。
ネタとしては普段ESで書いているエピソードで構いません。

ただし、ここは自分を「自由に表現」する場です。
自分を効果的にアピールする文章の書き方を考えましょう。
新聞や週刊誌風に書くのも良いですし、「プロジェクトX」風や物語風に書くのも面白いでしょう。

著者は自分を「好奇心旺盛、何にでも食らいつく肉食系女子」と考えていたので、図鑑風に好奇心の強さや粘り強さをエピソードをいくつか加えて説明しました。
自分の強みが面白く伝わる方法を考えてみてください。



写真を選び、色を決めよう


文字として書くものを決めたら、内容に即した写真や色を考えましょう。

注意すべきことは、派手にし過ぎないことです。
書いているうちに目立つようにとどんどん色を塗りたくなってしまいますが、大切なのは内容、そして、その伝わりやすさ。

採用担当の視点に立って、どうすれば見やすいか、伝わりやすいかに気を配りましょう。



さいごに


いかがでしょうか。
企業はこの課題で、応募者の魅力を知るとともに、クリエイティブ能力も見たいと考えているでしょう。

「クリエイティブ能力などない...」と思うかもしれませんが、
クリエイティブ能力とは、「相手へ伝えたいことをわかりやすく表現する」能力です。
少しの心がけで出来は変わってきます。
採用担当者に何を伝えるか、どうしたら分かりやすいかを考えて書いてみてみましょう。


(ライター:ミナミ)