業界研究や面接で使える!新聞記事をスクラップする時のポイント3つ

2013.9. 9  6747Views

業界研究や面接の時事問題対策には、新聞記事のスクラップをするといい、という話をよく聞きますね。

しかし、ただ新聞記事を切り取ってノートに貼り付けるだけにしていませんか?

今回は、業界研究だけでなく、面接を見越した3つのスクラップ術をご紹介します。
少し工夫するだけで、スクラップノートが更に役立つものになりますよ。


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1.業界別にする



就職活動においては、複数の業界を狙う人も多いのでは。
その場合、1業界につき1冊のスクラップノートを用意することをオススメします。

各業界で動きやトレンドはその時々で大きく変わります。
全てを1冊のノートにまとめようとすると、ごちゃごちゃになってわかりにくい...。
その上、面接の度に分厚いノートを持ち歩かないといけなくなって、面倒ですよね。



1業界1冊にすれば、すっきりとまとまります。
メーカー・商社・マスコミ等々と分けてスクラップしてみてくださいね。


2.気になった言葉・文にラインマーカーを引く



自分が記事のどの部分に注目したのか、その言葉や文に目印をしておきましょう。

面接の直前、控え室にいる時は緊張して落ち着きがなくなりがちです。
そんな時に漠然とスクラップノートを読み返してみても、黒字ばかり...。
自分がその記事のどこに関心を持ったのか、すぐに思い出せないこともあります。
「面接で聞かれたらどの部分を話せばいいんだ...?!」と直前に焦りたくないですよね。



それを防ぐには、記事を切り取ると同時に、興味を持った言葉や文にラインマーカーを引きましょう。
そうしておけば、自分がどこに注目したのかが一目でわかります。
面接を前に緊張して落ち着かない時にも助かりますね。


3.感想・意見を書き込んでおく



2にプラスして、自分の感想や意見を書き込んでおくと、より説得力のある回答ができます。


「最近気になるニュースはなんですか?」と聞かれたあなた。
「○○です」。と答えただけで終わってしまってはいけません。
何を選んだかももちろん大切ですが、面接官はその質問を通して、あなたの思考力・分析力を見ています。


つまり『何故そのニュースを選んだのか』や『そのニュースに対してどう思っているのか』を重視します。



記事を切り取る時、一緒に自分の感想・意見を記事の横に書き込んでみましょう。
アウトプットすることで考えもまとまる上、面接前に自分の意見がすぐに思いだせるようになります。


かっこいい意見を書こうとする必要はありません。
自分が思ったままを、そのまま書き留めておきましょう。


さいごに



いかがでしたか?
筆者は最初、ただ記事を貼り付けるだけのスクラップをしていました。
しかし、面接前に見直した時に何も頭に入ってこず、どうにかしたいとこのような工夫をするようになりました。
これはほんの一例です。ぜひ、色々試して自分なりのスクラップ術を探してみて下さいね。

堂々と自分の意見を話すことで、面接官をあっと言わせましょう!



(ライター:きみこ)