グループ面接に効果的!意識して欲しい4つのポイント

2013.1.23  11945Views

エントリーシート(ES)やグループディスカッション(GD)を乗り越えた後、就活生の前に立ちはだかる壁。

そう、グループ面接です。

就活では個人面接に辿り着くまでに、GDやグループ面接を通じて、"集団の中にいる自分"も数回評価されます。

「知らない人に囲まれた中で自分をアピールするのがどうも苦手」という方もいるかもしれませんが、こればかりは慣れるしかありません。筆者も個人面接より、グループ面接の方が苦手でした。自分以外の学生のペースに流されて、苦い思い出をつくったこともあります。しかし、数回グループ面接を経験し、いくつかのことを意識するようになってからは、自然と自分らしさを伝えられるようになりました。

そこで今回は、筆者が就職活動中にグループ面接で意識していた4つのポイントをお伝えします。

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その1:"これだけは絶対に伝える"という内容をあらかじめ決めておく




グループ面接は、個人面接よりも自分を掘り下げてもらえる時間が少ないため、伝える内容を絞り込む必要があります。
面接に関する記事に、「会話の中に面接官が興味を持ってくれそうなキーワードを散りばめて、食いつかせる」という手段が紹介されているのをよく見掛けますが、グループ面接では意見をあまり掘り下げてもらえない可能性もあるので、慎重に内容を選びましょう。

また、"絶対に伝えておく"内容をあらかじめ決めておくと、面接後に後悔することも少なくなると思います。

「これを伝えて面接を通過しないのであれば、この企業とは相性が合わなかったんだな」と開き直るくらいの余裕を持てると良いかもしれませんね。
他の学生がどれだけ凄い内容をアピールしたとしても、自分の価値観を適切に伝えるのみです。


その2:一緒に面接をする学生と仲良くなっておく




面接前に、少しの間ぐらいは一緒に面接を行う学生と話せる機会があると思います。
そんな時は是非、自分から積極的に話しかけて彼ら・彼女らと仲良くなっておきましょう。

ギスギスした雰囲気の中で面接を行うよりも、和やかな空気をつくっておいた方が、自分も話しやすいです。

選考後も仲が続くことだってありますし、質の高い情報交換が出来ることもあります。
いわゆる就活ラブもあるかもしれませんね。

余談ですが筆者は、就活中に出会った女性とは100%の確率で友達止まりでした。
就活は甘くありません。


その3:自分以外の学生の話も聞いておく




面接中は、自分が話す内容を頭の中でまとめながらも、自分以外の学生が話している内容もある程度聞いておいてください。

「○○くんの意見についてどう思う?」といったように、急に話をふられることもあります。

適度に相槌を打ちながら聞くと、"話をしっかり聞いている"ということが伝わって、より良いでしょう。



その4:自分ばかり話し過ぎない




ただでさえ時間が限られているのに、自分ばかり話していたら、面接官だけではなく学生からも"空気を読めない奴"認定されてしまうかもしれません。

あまり気にし過ぎるとアピール不足になってしまうので、面接官から求められている場合や「ここぞ!」というタイミングではガンガンいきましょう。



さいごに




いかがでしょうか。

簡単にまとめてしまうと、「良い雰囲気づくりを心がけながら、"伝える"と決めたことは確実に伝える」ということです。
基本的な内容も多く、すでに知っていることの方が多いかもしれません。
しかし、覚えていたつもりでも意外と忘れてしまうので、ときどき確認するようにしてみてください。

時間がある時に、どういったことを行えば後悔が少なくなるのか、考えてみるのも良いかもしれませんね。

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(ライター:まちゃ「eco×cawaii project」)