グループ面接で気をつけたい4つの残念行動

2011.2. 4  80852Views

今回は、初期段階の選考で多くの企業が導入をしているグループ面接(集団面接)について、「こりゃだめだ...」となってしまう残念行動を中心に述べて、みなさんの参考にしていただきたいと思っています。

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グループ面接ってどういうもの?


では、まず「グループ面接」とはどういうものかを簡単に説明しましょう。

グループ面接は、面接官1人~複数人に対し学生複数人を同時に面接するもので、個人的に質問が来ます。

しかし、個人面接とは違い短時間での勝負となるため、短時間でいかに自分をPRできるかがキーになるという点で個人面接と大きく異なります。
例えば5人のグループ面接を30分で行った場合、単純計算で1人が話せる時間は 30÷5=6分 ということになります。

さて、以上を踏まえ、そんなグループ面接での4つの残念行動について触れていきましょう。


1.人の番だからといって気を抜く


これは多くの人によくある傾向です。
自分の番でないならば自分は無関係であると思ってしまうものです。

グループ面接は、単に個人面接の短いバージョンというだけでなく、あくまで集団なので他の人の意見に対して耳を傾けているのかというのも評価のポイントになります。

例えば、相手の話に対し適度な相槌や興味を示したりするようなことです。
他の人の話した内容についてどう思うか、という類の質問が来る可能性ももちろんあるので他の人の話を聞き流したりすることのないようにしましょう。

どういう方なんだろう?という意識は常に持っている必要があります。
一通り自己紹介をさせた上で、隣の人がどういう人なのかをPRしてください、という類の質問も少なくはありません。

あくまで集団であるという意識は常に持っていましょう。


2.他人の話にやたらと反応する


自分だけでないことを意識してほしいという話をしました。

ただ、相手の話に対して過剰に反応しすぎるのは不自然です。
「相手の話には反応する」というマニュアルを読んだだけの人間だな、と思われてしまうので注意が必要です。

相槌などの反応は「適度に」するように心がけましょう。
少なくとも普通に相手の話を聞く感じが自然体です。


3.話がやたら長い


グループ面接では1人当たりの話せる時間が限られている分、長い話は他の人の話す時間にも影響します。

面接官から何分でという指定を受けることもあるので、しっかりと規定の時間の前後で収めるようにしましょう。

プレゼンにおいても時間を守るというのはルールでありマナーでもあります。

他の人の迷惑にならないよう、規定時間内でしっかりとPRできるように、
長い用のPRとコンパクト版のPRとをそれぞれ用意しておくと良いでしょう。


4.最後の質問で「何もない」


面接の最後には、必ずと言ってよいほど「聞きたいことはありますか?」という質問があります。

これは、言い足りなかったことを言わせてあげようとする企業側の好意であると同時に、問題意識のレベルを見ているものです。

せっかく最後に自分を売り込めるチャンスがあるのですから有効に活用しましょう。

ただし、就活生にとっての大衆媒体(HP・パンフレットなど)でわかるような質問は研究不足ということでマイナス効果になります。

これは、グループ面接に限った話ではありませんが、最後に話せる時間がせっかくあるのですからこれを活用しない手はありませんよね。


さいごに


さて、いかがでしたか。
今回はグループ面接における特有の残念行動についてお話しました。

グループ面接は、企業が大人数を裁くための有効ツールだと思っていた方もいらっしゃるでしょうが、あくまで「グループ(集団)」なので短時間であり、個人面接とは一味違うところも見られているということを意識してみましょう。

またお会いしましょう!

では!

YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!

(ライター:YOHEY)
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