「面接でうまく話せたと思ったのに落ちた...」という方におくる、面接改善ポイント3つ

2012.4.20  9380Views

就活を進めていくうえで、就活について悩むことも多いのでは。
そこで、皆さんの疑問・質問を集めて、お答えすることにしました。

今回は、こんな内容の質問が届きました。

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個人面接で上手く話せたと思っていたら落とされてしまうことが良くあります。
自分の言葉で話すということが良く分からなくなってきてしまいました。

どうしたら面接で上手に自分の言葉で伝えることが出来ますか?
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「自分の言葉で話せない...」
「上手く話せたと思っていたけど落ちた...」

これってよくある悩みですよね。

では、どうすれば改善するのでしょうか?
3つのポイントに分けてみていきましょう。

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1.ありがちな志望動機になってませんか


自分の言葉で話すことが出来ていない人は、あなたらしさがなく、誰でも言える志望動機になっていることが多いです。

「御社のこの商品に惹かれて」「業界NO.1の規模を誇る御社で」「社員が魅力的で」など、大勢の人と同じような内容を伝えてしまうと、相手を納得させることができず、落ちてしまいます。

また、 "やりたいことが不明確"なパターンも多いです。
なぜそれがやりたいのか?が見えなかったり、企業研究が足りなくて"やりたいことが実はその企業では叶えられない"事態が起きています。

なぜその会社に惹かれたのか、なぜやりたいと思ったのかをもう一度考えて整理し、伝えていくと"自分の言葉で話せるようになります。

<参考記事>
「貴社の商品が大好きです!」好き、入りたいだけでは志望動機にならない

2.ありがちな自己PRになってませんか



留学経験で語学スキルをアピールしたり、サークルのリーダー経験やアルバイトの苦労話をしている方も多いのですが、それだけで終わっているケースが多いです。
面接官もたくさんの学生と会うので、留学経験者やサークルのリーダーにも本当にたくさん会います。
ただエピソードを伝えただけだったり、結果を伝えただけでは差別化できないですよね。

面接官が気にするのは、結果もそうですが、プロセスを大事にします。
よくある、「サークルで試行錯誤してリーダーとしてまとめた」という中の、"試行錯誤"の部分を一番知りたがってます。
自分で考え、行動できるかが分かるからですね。

結果だけでなく、その結果に至るまでのプロセスを伝えられているかどうか、今一度振り返ってみましょう。

<参考記事>
エントリーシートで悩む人におくる、エピソードを具体的に分かりやすく書くポイント5つ

3.本当に"うまく話せた"のでしょうか


実は、うまく話せたと思っても、面接官側から見るとそうではないケースが一番多いんです。
身だしなみや話し方に懸念点があると、話す内容がよくても落ちる可能性があります。

次が出来ているかチェックしてみてください。

・身だしなみ(スーツのしわ、靴が汚れてないか等)は問題ないか
・笑顔で元気に面接に臨めているか
・目を見て話すことができているか
・声のトーンは普段よりも大きめか
・話が長くなっていないか
・丸暗記した内容をそのまま伝えてないか(棒読みになります)

上記で1つでも思い当たるものがあれば、意識して直したほうがよいです。

また、周りの人に模擬面接をしてもらうのもオススメです。
自分では気付かなかったクセなどを指摘されることも。

第一印象が全てではないですが、改善できるところは改善していきましょう。

<参考記事>
なぜか1次面接を突破できない方に送る5つのチェックポイント



いかがでしたか。
企業との相性で落ちてしまうこともありますが、
何社か連続で落ちてしまった場合には、自身の面接を振り返って修正していきましょう。

頑張ってくださいね!