面接で想定外の質問に慣れるための3つのステップ

2012.2. 7  11085Views

「いきなりですが、面接が上手い人はどのような特徴があると思いますか?」

まだ面接の経験を積んでいない方にはなかなか答えづらいですよね。
ですが、このように突拍子もない質問に対して的を射た回答ができるかどうかで面接の成否が分かれてきます。

実は、自己PRや学業など定番の質問では面接であまり差がつきません。
一方で、面接前に予想することが難しい質問をいきなり面接で投げかけると、就活生はたちまち慌ててしまいます。

「想定外の質問なんて無理だよ」と不安に思われる方もいらっしゃいますよね。
ご安心ください、想定外の質問でも落ち着いて応えられるようになります。

今回は「疑問を持つ→自分の意見を持つ→答える練習をする」という、想定外質問に慣れるノウハウをお伝えしていきます!

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1.常に疑問を持つクセを付けよう!


まず、あらゆることに関心を持ち、疑問を持つようにしましょう。
日常生活で疑問を持ち、それについて考えることは面接の良い訓練となります。

例えば、電車に乗っている時には、
(1)なぜ駅のホームには鏡があるのだろう?
(2)なぜ転落防止柵はすべての駅に設置されていないのだろう?
(3)なぜこのサラリーマンはこんなに疲れているんだろう?
など何でもいいので疑問を持ってみましょう。

「視野を広く持て!」と言われると難しいですが、「なぜ?とたくさん思う」ことはそんなに難しくないので是非実践してみてくださいね。

2.自分の考えを明確にしよう!


そして、疑問を持つことができた方は次のステップである「自分の考えを持つ」段階に入っていきましょう。

前節の疑問(3)「なぜこのサラリーマンはこんなに疲れているんだろう?」を再び例に挙げていきます。

筆者が(3)の疑問に対して持った考えは以下の通りです。

・前日は接待で帰宅が遅く、寝不足のまま出社しなければならなかった。
・自宅を出る前に夫婦喧嘩をし、夜のバトルを想定して不安になっている。
・重要なプレゼンを控えており、プレッシャーで押し潰されそうになっている。

この疑問は必ずしも答えが出るものではありませんが、とにかく考えてみることが大事です。
自分の空想でもまったく構わないので、疑問に思ったことに自分の意見を持つように習慣づけましょう。

3.論理的に応える練習をしよう!


さて、想定外の質問に対処する力をつけるうえで最も重要なのがこの段階です。

論理的に答える練習を何度も繰り返してください。
なお、この練習には友人やご両親など身近な方と一緒にやってみましょう。

練習方法は以下の通りです。
第1節の「(2)なぜ転落防止柵はすべての駅に設置されていないのだろう?」を事例に進めていきます。

<練習方法と模範例>
 
1.練習相手に質問してもらう。
→「なぜホームの転落防止策はすべての駅に設置されていないのでしょう?」

2.皆さんが回答します。
→「はい、転落防止柵はホームへの転落を防ぐために大変有効な手段ですが、設置費用がかかるため、すべてのホームに普及するのには時間がかかると考えます。」

3.練習相手に再び質問してもらう。
→「なるほど。では、あなたは転落防止柵をすべてのホームに設置するべきだと思いますか?」

4.皆さんが回答します。
→「はい、設置すべきだと考えています。鉄道会社は長らくホームの転落防止を軽視してきました。その結果、事故や自殺によるホームへの転落が後を絶たず、度々ダイヤの遅延が発生しています。鉄道会社は安全をさらに確保するべきです。」

5.フィードバック
→練習をしたら必ず相手から感想を言ってもらいましょう。
良かった点・改善すべき点などを指摘してもらい、次の練習では指摘されたポイントを意識しながらやってみてください。

この練習でのチェックポイントは
1)論理的に意見を展開できているか(発言が分かりやすいか)
2)発言の長さが適当であるか(長すぎないか、短すぎないか)
の2点です。

さいごに


いかがでしたでしょうか?

「疑問を持つ→自分の意見を持つ→答える練習をする」というノウハウを今回はご紹介してきました。
一見簡単すぎる本日のノウハウですが、実践すると意外に難しいです。
特に、自分の感じた疑問を論理的に相手に説明するのは並大抵のことではありません。

面接が本格化する前に、身近な方とリラックスした雰囲気でぜひ実践してみてくださいね。
頑張っていきましょう!

それでは、また。

ライター:KSG「就職活動支援サークル よこりく