就職人気企業ランキングから知る、自分に合う企業を探す方法

2011.1.12  3029Views

こんにちは、ライターのAYAKAです。

毎年、就職人気企業ランキングが発表されます。
そして毎回、マスコミから『今年の就活生は「大手・安定」思考が顕著になった』という記事が書かれます。
そのような記事に対して、少し批判的な言葉を投げかけることになってしまうかもしれませんが、
この結果当たり前と言えば当たり前なのではないでしょうか。

就活生が大手・安定思考の傾向があることは、アンケート結果から言うと「その通り」なのかもしれません。

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人気企業ランキング以外の企業のことも知ってみよう



みなさん中小企業ってどれくらい知っていますか。

就活生にとって普段の生活で触れる事が少ないため、
よく分わかりにくいのが中小企業の存在です。

私も就職活動中の3年生の1月頃に、野村證券や三井住友海上、読売新聞、花王、任天堂等、
人気企業ランキング常連の大手企業の説明会ばかり見ていました。
先輩たちからは、「大手病じゃない?中小企業も見てみなよ。」と言われたのですが、
大手以外で興味を持てそうな企業をどうやって探せばいいのか分からない...という状態でした。

中小企業庁の「中小企業の企業数・事業所数」によると、
日本における大手企業の数は全体の企業数の中でも0.3%。
その他の99.7%は中小企業になります。
0.3%の中だけで探すのではなく、その他の企業にも目を向けたほうが、
より自分に合う会社を探すことができる確率は高くなるはずです。



自分に合う企業を探す方法



自分にぴったりの会社を探したい!でも探し方が分からない...という方にお薦めしたいのは、
まずは大手企業のグループ会社から探してみる方法です。

知っている社名が入っているのでなんとなくとっつきやすいと思い始めた方法でしたが、
この企業はこんなに多くのグループと連携しているのかと、
グループトップ会社の企業研究にもなりました。


例えば、文系男子1位にあげられている三菱商事を例にとってみると

<三菱商事グールプ>
三菱商事インシュアランス(株)
三菱オートリース(株)
三菱商事建材(株)
三菱商事石油(株)
三菱商事テクノス(株)
三菱商事パッケージング(株)
三菱商事ロジスティクス(株)etc...

こんなに!というほどグループ会社があります。

また、グループ会社を知ることから発展して、


どれか1つの会社を決める
 ↓
徹底的にそのグループ会社を調べる
 ↓
いいなと思える事業の会社があったら、事業の業界の他会社をまわる
(ex:三菱商事建材→建築業界)
 ↓
興味を持った業界の他の会社へエントリーシート(ES)を出す


といったように業界を知り、そこから知らなかった他の企業を探すことも一つの方法です。



さいごに



人気ランキングに出てきている企業のほかにも、
みなさんの目の前に数えきれない程の会社が待っています。

色々な方法を試して調べて、自分が幸せを感じられる就職先と出会ってください。