グループディスカッションでよく出てくるお題の傾向と対策

2014.5.26  1954Views

就職活動において苦手意識を持つ人が多い「グループディスカッション」。


しかしながら、このグループディスカッションもしっかりと準備をしておけば、大丈夫なのです。
そこで今回は、よくあるグループディスカッションのお題の傾向と対策についてお伝えします。

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1. 就職活動や仕事に関するグループディスカッション


グループディスカッションでよく出てくるお題の1つが、就職活動や仕事に関するものです。


例えば、

・就職活動を1文字で表すとしたら?

等の問題です。

このお題では、就職活動や仕事に対してどう捉えているのか(ネガティブではないかの確認含め)を見てきます。


このお題を考えるためには、「自己分析」が役に立ちます。
自分は何故就職活動をしているのか、どんなふうに仕事をしていきたいと考えているのか...。
就職活動をして思うことを、整理してみるのもいいかもしれないですね。


2.業界や企業に関するグループディスカッション



他のお題としては、業界や企業に関するものがあります。


例えば、

・当社で働く上で最も重要な要素は何か?
・当社が業界No.1になるためにはどうしたらよいか?

等の問題です。


このお題では、業界や企業についての事前に調べているか、基本的な知識はあるか、を見てきます。


このお題を考えるためには、事前に業界や企業研究をしておく必要があります。
業界はどのような状況なのか、企業の強みは何か、その企業の仕事内容はどのようなことをやるのか...


グループディスカッションに臨む前に調べておきましょう。



3.社会問題解決系



少し難しいお題として、社会問題解決系のものがあります。


・都市部の渋滞を解消するにはどうすればよいか?
・節電を促進するにはどうすればよいか?

等です。


このお題では、考える力(チームでも個人でも)を見てきます。
このようなお題に関しては、まずは"定義"をしっかり決めましょう。
その際には、5W1Hをしっかり意識して下さい。

例えば、「都市部の渋滞を解消するには?」というお題の場合は、

・その渋滞を解消する主体は誰か? (Who)
・いつから始める?いつまでに解消できる?(When)
・都市部とはどこか? (Where)
・なんでその渋滞が起こっているのか?(Why)
・渋滞を解消する(What)
・どうやって?(How)

のように考えてみてください。


最後に


いかがでしたか?

どのような問題に関しても言えることは、基本的にグループディスカッションには【答えがない】ということです。
つまり、面接官は答えを見ているわけではなく、どのようにしてそのような答えに到達していったのかを見ています。
論理的に、そして全員の合意を取りながら進めていければグループディスカッションへの苦手意識もなくなってくるでしょう。

(ライター:Sho)