「自己分析に行き詰まった...」という方へ!状況を打開するためのオススメの方法

2013.11.11  2081Views

就職活動が正式に解禁される12月を目前に、自己分析に励んでいる人も多いでしょう。

「自己分析って何をすればいいんだろう」と思いつつ、WEBや本で色々な方法論を知り、とりあえずやってみる...。
しかし、何も思い浮かばなかったり、堂々巡りになったりと時に行き詰まることもあります。


そんな状況を打開するための、オススメの方法をご紹介します。

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机に向かう自己分析=「過去」の自分と向き合う


自己分析が行き詰まるのは、視野の狭さが原因の1つだと考えられます。


例えば、机に向かってペンを走らせているだけの自己分析になってはいませんか?
もちろん、自分が今までどういう生き方をしてきたのか、ただひたすらに書き出していく作業も必要です。


ただ、筆者はそれだけでは足りないと考えました。
自分の考えや価値観は、ちょっとしたことで変わることもあります。
机に向かう自己分析では、今まで自分がどう生きてきたかを考えることで「過去」を見るのに集中できますが、逆に「今」の自分が見えにくくなる可能性があります。


では、「今」の自分を見やすくするためには、どうしたらよいでしょうか?



自己分析に行き詰まったら、外へ行こう


自己分析に行き詰ったら、「外へ行く」ようにしてみましょう。
特に「自己分析をしなくちゃ!」という意識で外へ行くということではありません。
学校・アルバイト・遊び等々...普段の生活の中から「今」の自分を見つけましょう。


大事なのは、メモ帳を持ち歩くことです。
外を歩いていて、「気になったもの・こと」+「そのときに思ったこと・感じたこと」をセットでメモしましょう。
他にも、自分がお金を払ったこと・時間を使ったことをメモするのもありですね。
どんなに細かいことでも、くだらないことでもいいのです。
深くは考えず、とにかくメモ!

その際、スマートフォンのメモやアプリに残すのでもいいですが、自分の手を動かして書く方が、より頭の中にインプットされやすくなります。



家に帰ったら、共通点・相違点探しをしよう


外へ出て、色々とメモをしたあなた。
そのメモを片手に、机に向かってみて下さい。
ここでやってほしいのは「過去と今の自分の共通点・相違点探し」です。


つまり、机の上でやった自己分析で出た内容と、外へ出て見つけた自分の特徴とを比べてみるということです。
そこには、過去から変わらない考え方もあれば、変わった考え方もあるかもしれません。


考え方が過去と変わらないのであれば、それは何故か。
変わったのであれば、それは何故か。

きっかけ探しのポイントになります。


たくさんある自分情報の中から共通点や相違点を見つける作業をすること。
そうすれば、断片的でない自分自身が見えてきやすくなるかもしれません。



さいごに


自己分析には正解も不正解もありません。
筆者自身も自己分析に行き詰まり、この方法を試したことでスッキリとした部分がありましたが、あくまで筆者には合っていたというだけです。
ただ、とりあえずやってみる・動いてみるというフットワークの軽さが大事なのかもしれないと就職活動を終え、強く思いました。


自己分析に行き詰まった時は、リフレッシュも兼ねて、是非外へ行ってみて下さい。
机に向かっているだけではわからない何かが、きっと見つかりますよ!


(ライター:きみこ)