明暗が分かれる、素の面接2パターン

2011.9.13  5281Views

面接では自分らしさが一番!
面接官は百戦錬磨なんだから見破られるから!

このように聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
一方で「じゃー素で面接やったらどうなるの?」と興味がある方も多いでしょう。

本日はそんな「面接で素になることの天国と地獄」を実体験を元にお伝えします!


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やってしまった「素の面接」


それは役員面接であり、とても気さくな方でした。

やり取りも、
「サッカー好きなんだ、いいね。僕もサッカーやってたらモテたかな(笑)」
「うちの会社も女性が強くてね。男性の草食化を日々感じているよ(笑)」

なんて冗談を飛ばして下さり、終始楽しい面接で終わる、はずでした。

それがある質問に対する私の返答で空気が一変してしまいました。

「ところでうちの会社の事業のどこに興味を持ったの?」
「いや、事業はそんな興味ないです。何というか人のノリがよくてここまで来れた感じです(笑)」

面接官の方の表情が固まった瞬間を今でも覚えています。
その場で選考落選を告げられました。
しばらく40歳くらいの男性が怖くなってしまいました。



一生ものになった「素の面接」


1対1での面接官の方でした。
 
その方とは、お互いの家庭環境であったり、中高時代のわがままさなど重なる経験を多く共有していました。
できれば見せたくない自分の過去も素直に話した面接でした。

その企業は後に選考を辞退することになったのですが、この面接官の方からはFacebookでメッセージを頂きました。
そのメッセージにはお互いが尊敬して止まない経営者の著書が引用されていました。

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○○さん(経営者の方)的に言うとこんなかんじかな(笑)。これからもお互いがんばろう!
 
「私は、こうしたがんばっている友人の消息を知っても 決して連絡を取ったり、旧交を温めたりすることはありません。
それは必要ないのです。
彼らもまた、歩き続けている。 そのことを知っただけでも十分なのです。
なぜならば、まだ、私たちは、道半ばだからです。
そして、この道の彼方で、彼らとは かならず再び巡り会えると思っているからです。
おそらく、いつの日か、彼らと再び巡り会うのは ひとつの山の頂においてなのでしょう。 
一人ひとり、上っていく道は違っても 目指す頂は一つだからです。 
いつかその頂上で再会する。」

※引用:『仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫) 』田坂広志著者
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これは嬉しかったです。 

私は採用者と学生の間には越えられない壁があると思っていましたが、この方とは一人の人間としてこれからも付き合っていきたいと考えています。
 


最後に~素であることとフランクであることは全くの別物~


いかがだったでしょうか?
やってしまった「素の面接」は就活初期のものであり、これは素であると言うよりもフランク、この場合は軽いとも言えます。

一方で一生ものになった「素の面接」は就活後期のものであり、こちらは素であることに加えて真剣さが伴っていました。

みなさんも、素であることの意味を履き違えて、面接官・経営者恐怖症にならないようにお気を付け下さい!

(ライター:Souta 『それでも就活にイエスと言う 』   )