面接であなたの魅力がグッと際立つ3つの方法

2011.3. 2  5410Views

今回は、ちょっと変えるだけで面接での印象が良くなる3つの方法をお伝えします。

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1.口角を上げる


人の顔は、3ミリ口角があがるだけで見た目が全く変わってしまうことをご存じですか?
逆に3ミリ口角が下がるだけで非常に悪い印象を与えます。

無表情のとき人はたいてい1~2ミリ口角が下がっています。
鏡で確認してみてください。
ほんのちょっとの差なのですが、そのちょっとの差がほかの人と差を何倍もつけるカギとなることもあるのです。


2.謙虚になる


これは謙遜をしたり卑屈になれというわけではありません。
見栄を張らないという意味です。

企業の事業内容や今後の展開をOB訪問や会社説明会に足繁く通い、自分は何でも知っているといった気持になっているかもしれません。

しかしみなさんはビジネスの現場に出たこともない学生なのです。
知っていることは悪いことではありません。
むしろ学生という状況ながらに努力したことは非常に素晴らしいことです。

また、ほかの就活生が知らない情報を持っていることは、面接官に「企業研究しているな」という意味でアピールするために良い材料となるでしょう。

しかし、その手に入れた情報を「御社は○○なので」や「新しくやろうとしている事業はこの点が弱い」といったように知った顔でひけらかしてしまうのはマイナスです。

能ある鷹は爪を隠す。
数分話をしただけでも、面接官はどのくらい企業について知っているのか見抜くことができます。

どうしても調べてきた話をしたいときは、ここぞというタイミングで自分だけが持っているとっておきの話を出し、「学生ながらの視点で考えたのですが」と前置きして話をしたほうが好印象に残るでしょう。


3.過去を語って、現在も語って、未来を熱く語る


自己PRや学生時代頑張ったことなどで、過去を語ることは必須ですね。
企業は過去を知ることで、この学生はどんな人間で、どのような才能を持っているのかということを推測します。

そのため、就活生ほぼ全員が過去については話す機会があります。
しかしそれに相反して(未来を話す機会は用意されているのですが)、みなさんは「企業でどのように働いてくれるか?」という未来予想図を面接官に想像させなくてはいけません。

想像させるチャンスは
「君は弊社でどんなことをやりたいの?」
という質問です。

想像させるためには、自分は過去の事例から、今どんな人間だから、御社に入ってこういう部署で最終的にはこんな人間になりたい。
そしてこういう風に人と接していきたいということを熱くそれはもう情熱をこめて伝えるのです。

例えば、

過去)
私は自己PRでも話したように、学園祭実行委員会に所属し、300人というメンバー達や参加者、協力者が持つそれぞれの学園祭への想いやを取り入れながら企画を作ってきました。

現在)
そのため、人の想いを知って共有し、それを形にすることができます。

未来)
将来的に御社の○○事業部の事業部長になりたいと思っています。(ここで理由もきちんと述べます。)
そして一緒に働く仲間と想いを同じにして、悲しい時は一緒に泣いて、うれしい時はその人以上に喜び、商品を世の中に送り出すことで、お客様とも想いを共感できるような働き方をしていきたいです。

いかがでしょうか。

もちろん有言不実行になってはいけません。
自分の想像している未来をキラキラ輝く笑顔と一緒に面接官にも見せてあげましょう!


さいごに


人は繰り返されると、記憶に残りやすい生き物です。

「先ほどもお話ししたように」
「学生時代頑張ったことが○○なので」

というように1度話した内容をもう一度話すというのも、あなたの魅力が伝わる瞬間ですよ。

(ライター:AYAKA)