「良いこと言うけど嘘くさい」学生にならないための自己分析法

2011.9.20  9744Views

こんにちは!学生ライターのSoutaです。

みなさん自己分析は始めていますか、今では多くの関連書籍があるので、書店に行くだけで楽しい(疲れる?)ですね。

そんな数ある自己分析ですが、今回は、良いこと言うけど嘘くさくならない自己分析の仕方をお伝えします。



「これ本音じゃないですね」と意思疎通とれた面接



一言一句暗記した志望動機と学生時代がんばったこと。
当然、スラスラ話せます。

が、話始めて10秒くらい経って気づきました。

「この話、本音じゃない。」

話終わった後面接官の方と、「今の、本音じゃないよね。」と不思議なくらい無言の意思疎通が取れました。
あの気まずい雰囲気は今でも忘れられません。

では、なぜこんなことが起きてしまったのでしょうか。



自己分析の落とし穴



その原因は自己分析を「紙に書く」ことだけで行なっていたからです。

確かに書籍では書き込むワークがたくさん用意されています。
そこで得られるものは「論理」であり、相手の「頭」が理解しやすい文章を作る方法です。
しかし、それで満足してしまい「これって自分の本音かな」を確かめることを怠ってしまいがちです。

「本音」を確かめる方法は2つあります。



本音を確かめる方法(1) ~話してみる、聞いてもらう~



一つ目の方法は話してみる、聞いてもらうことです。

書くことで文章構成や論理を修正できるように、話すことで本音や感情が確かめられます。
さらには聞いてもらうことで、一人で話していてもテンションが上がらない人でも本音が引き出されることはよくあります。

さらに聞き手を選ぶ際には重要なポイントがあります。
それは、アドバイスをしてくれる、教えてくれる人よりひたすら聞いてくれる人を選ぶことです。
理由は単純で、聞いてくれる人を選ばないと「そうかもしれない」とこちらが聞き手に回ってしまい、「良いことを聞いた」気がしてますます本音が分からなくなってしまうからです。



本音を確かめる方法(2) ~録音して、聞いてみる~



「これを揃えれば便利!就活7つ道具」にもあるように、ボイスレコーダーで自分の声を聞いてみるのです。

そうすると「これは嘘くさい...」、もしくは「あーこれは心から話している」といったことが自己評価できるようになります。

自分が思っている声や話し方とは全く違った聞こえ方をするので、自分の周りからの見られ方を知るにも有効な方法です。


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最後に ~機械的な自己分析から脱しよう~



いかがだったでしょうか。

自己分析はついつい一人で机に向かって行なってしまいがちです。
特に選考が本格化してくると友人ともなかなか会えなくなってしまいます。

書くことで論理を整える。
話すことで本音を確かめる。

そのバランスを意識してイキイキした自己分析を楽しんでください。
応援しています!

(ライター:佐野創太「ライティングパートナー」)