[転職ノウハウ]就活と転職の違いとは?

2012.8.29  1Views

こんにちは、就活の栞編集部です。


就活と転職の違いって何だろう...?と思う方もいるのでは。
今回は、就活と転職の違いについてお伝えします。




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就活とは?




就職活動とは、
「職業に就くための活動の総称。略して、就活(しゅうかつ)とも呼ばれる。通常、学生・失業者など職に就いていないか、フリーターなど非正規雇用の者が、企業や官公庁などに正規雇用されるための活動を指す。転職のためや、自営業を始めるための活動は含めない」(Wikipediaより)
というものです。


一般的には、学生が企業に就職するための活動を指します。
企業の新卒採用枠での募集に応募します。




転職とは?




転職とは、
「職業を変えること、あるいは職場を変えること」(Wikipediaより)
とあり、一度社会に出た方が、職業や職場を変えるために行います。


企業の中途採用枠での募集に応募し、選考へと進みます。




転職と就活の違いとは?




転職と就活は、違う点がいくつかあります。
6つにまとめてご紹介します。




1.経験の有無


一番の大きな違いはこれ。
就活の場合は、経験を見られることはほぼなく、適性や志向を見てきます。
また、どの企業も、企業独自のエントリーシート(ES)の提出を求めてきます。


転職の場合は、更にこれまでの経験を評価され、履歴書の他に職務経歴書を作成してこれまでの経験や実績を記載していきます。
そのため、「何が出来るか」を問われることが多いです。




2.募集人数


就活の場合、複数人~大量採用することが多いです。そのため、応募の母集団も数百~数万人と大きな規模になります。
転職の場合、1名~若干名採用が多いです。応募の母集団は数十名程度と、小規模で展開していきます。




3. 採用のタイミング


就活の場合は、3年生の12月にナビサイトがオープンし、1月から企業説明会開始、エントリーシートの提出、選考...などと多くの企業が同じ流れで動きます。
新卒一括採用と言われていますが、学生が一気に動き出す時期に合わせて企業も動いたほうが、母集団形成もしやすく、効率的だからです。


転職の場合は、基本的には採用枠が空いたら採用を開始するため、採用を開始する時期は決まっていません。そのため、転職を希望する人が活動を開始した時期によって、応募できる求人は全く異なってきます。




4.期間 


就活の場合は皆が一斉に同じ流れに乗るため、終了するまでに5カ月~16カ月と長期にわたって活動します。
転職の場合は、個人が自分のスケジュールに合わせて活動する(仕事をしながら時間を作ることが多い)ので、2~3か月くらいの短期で活動を終える方も多くいます。




5.質問事項


就活では、面接で自己紹介や自己PR、志望動機、強みや弱みなどを聞かれます。
転職では、これに加えて「なぜ辞めようと思ったのか=転職理由」を聞かれます。
転職理由がネガティブだと落ちてしまう可能性が高いため、どう伝えるのかを対策する必要があります。




6.入社後


就活の場合は、同期がいて、入社したら研修を受けてから現場に配属されるのが通常です。
しかし転職の場合は、「即戦力」として採用されるため研修はないことが多く、また1名採用の場合は同期もいません。自分で仕事を切り開いて結果を出していくことを求められます。




さいごに


いかがでしたか。
就活と転職の違いを理解頂けましたでしょうか。


就活も大変ですが、転職も大変な活動です。
基本的なことなので、押さえておいてくださいね。




※転職ノウハウの記事を掲載することとなった背景はこちらをお読みください。