文字数制限のあるエントリーシート(ES)を作成する3つのコツ

2013.2.18  9050Views

多くの人が「○○について、400文字以内で述べよ」というような、文字数制限のあるESに直面しているはずです。
文字数制限のあるESは、内容を考えることに加え、指定された文字数に上手くおさめる必要があります。

「これで何文字だ...?」と数えるのも面倒になってきたり、
「あと30文字、どうしよう...」と困ってしまったりしますよね。

そこで今回は、文字数制限のあるESを作成する3つのコツをお送りします。


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1.カウントは楽をしよう




よく「1、2、3、4...」と指で一文字ずつ数えている人がいますが、文字数が多いと大変ですよね。
そんなときは、以下の2つを利用しましょう。

●Wordの「文字カウント機能」

上のタブの「校閲」→「文字カウント」
word_gazo.jpg

文字をドラッグして選択した範囲の文字数をカウントしてくれます。


bulletin board

文章を貼り付けるだけでカウントが可能です。



2.まずは伝えたいことを全部書き出そう




文字数制限があると、どうしてもその中におさめようと内容を省略し、客観的にみるとよく分からない内容になりがちです。
仲間内でしか通じないようなESは、選考には通りません。

まずは、長くなってもよいので文字数は気にせず、伝えたいこと・伝えるべきことを全部書き出してみましょう。

そこから、本当に伝えたいこと・伝えるべきことを残し、削るなり、加えるなりしていきましょう。


3.文字を削る方法




文字を削って文字数制限内におさめる方法は、3つあります。

●短い言葉に言い換える

例えば、「私はどんな環境・状況でも、その場その場によって適切な対応をとることができます」というのは、「私は臨機応変に行動できます」と言い換えることができます。

言い換えた方が分かりやすいですね。
(これで25文字省略です。)


●無くてもいい言葉は取る

例えば、
「私はレストランのアルバイトで、常にお客様の目線や仕草、態度を観察し、ご注文を聞きに行くタイミングや、お水のおかわりを注ぎに行くタイミングをはかり、お客様に言われる前に行動していました」というのは、「私はレストランのアルバイトで、お客様の要望を常に先読みする力を培いました。」
と言い換えることができます。

これでも、具体的な行動はだいたい想像がつき、伝わります。
ESが通れば、面接で具体例を話すことができます。
(これで55文字省略です。)


●一度箇条書きにしてみる

どうしても短く出来ない場合は、文章を一度箇条書きにしてみましょう。
箇条書きにしようとすると、簡単な言葉で表そうと考えるので、自然と不要な言葉が消えます。

箇条書きにしたものを再度文章で繋ぎ合わせてみると、最初の状態よりも文章が短くなっているはずです。


文字数の加え方は、

●状況や行動など、細かい説明を加える
●具体例を出す

という2つの方法があります。



さいごに



いかがでしたか。

文字数にとらわれすぎず、あくまで客観的にみて分かりやすい文章を目指しましょう。

(ライター:まい)