自分に合う企業とは?自分だけの企業を見る基準の作り方

業界研究やインターンを率先して行っている学生から、「業界研究やインターンに参加しても、自分にどんな業界や企業が合うのか分からない...」といった相談を受けます。


皆さんは、いかがでしょうか?
よく調べ、活発的な学生ほど陥りやすいことなのでチェックしていきましょう!


今回は、業界研究やインターンに参加しても自分に合う企業を見つけることができない原因を明らかにし、その悩みを解決する方法について説明していきます。

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1. 自分に合った企業が見つからないのはなぜか?


業界研究やインターンに参加しても、自分に合った企業が見つからない原因はなぜか?


結論から言うと、自分の興味を考えずに、外部の情報を集めているだけだからです。
どんな企業が自分に合うかを知るためには、自分が何に関心があるのか知る必要があります。
自分を知ることで企業を見る際の基準が分かり、初めて業界研究やインターンの経験が生かされます。

企業を見る際の基準がないと、ただ単に「インターンが楽しかった!」で終わってしまうので気を付けましょう。



2. 自分だけの基準をつくる方法


やりたいことが分からない就活生向けに、基準の作り方を説明します。
※やりたいことが分かっている方は、その軸で企業を探し、業界研究・インターンに行ってみてください!


この基準は、[ヒト・事業・環境]の3点で成り立ちます。
この3点について、何が好きか・嫌いかを考えてみてください。


●ヒトについて
ヒトに関して好きな点をあげる際には、自分が一緒にいて楽しい友達を頭に浮かべ、どんなところが好きなのか挙げていきます。
例えば、「頭がいいところ」に魅力を感じる、「視野が広い」など、なんでもOKです。
一方の嫌いな点をあげる際は、一緒にいて嫌・苦手なヒトをイメージし、どんなところが嫌なのかを挙げていきます。


●事業について
事業は、自分がどんなことをする際に魅力を感じる・楽しいと思うのか、また、やる気が失せるのかを考えます。
例えば、好き(魅力を感じる・楽しい)の例には、「大きなフィールドで多くの人に影響を与えたい」や、「自分が納得した内容をやる」といったものがあげられます。
自分が今まで熱中することができたことに着目して書いてください。
一方の嫌い点も、同じようにやる気がなくなってしまったことを思い出し、挙げていきます。

●環境について
環境は、ヒト・事業と同様に、好き・嫌いをあげていきましょう。
好きの例には、「成果主義」「年齢関係なく仕事を任せてもらえる」、嫌いの例には、「年功序列」といったものがあります。

※あくまで事例です。人によって好き・嫌いが分かれるので、他人の好き・嫌いを気にする必要はありません。自分の経験や志向をもとに挙げてください。


このように、[ヒト・事業・環境]の好き・嫌いを挙げていくと、自分の基準が出来上がってきます。


筆者の経験談ですが、この3点で構成された基準で業界と企業を見ていった結果、10社ぐらいまで絞ることができました。



3. まとめ


いかがでしたか。
最初に書きましたが、自分の基準を持ってない方が、いくら外部から情報を得ても意味がありません。
ことわざにもありますが、馬耳東風です。
インターンに参加して「楽しかった」だけで終わらないように、気をつけて挑んでください。


(ライター:みくも)