面接で強み・長所について聞かれたときに覚えておきたいポイント

強みや長所について質問をされたとき、どのようにして答えますか。
「私の強みは行動力です」など、そのまま答える方が非常に多いです。

強みも長所も一種の自己PRです。
それをそのまま答えて終えるのは、ただの自慢話に終始し、面接の意味をなさないでしょう。
では、どのようなことを考えて質問に受け答えればよいのかを今回はご紹介します。

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企業の利益に貢献できるということを伝える


大切なことは、企業の利益に貢献できるということをアピールすることです。

新卒採用にも莫大なお金がかかっているので、「自社の利益に貢献できるかどうか」を採用側は見ています。
「私を採用すれば、企業の利益にはこんなメリットがありますよ」
強みや長所を武器にして自分を売り込み、企業の利益の貢献できることを伝えましょう。

例えば、行動力があるという強みがあります
「私には行動力があります。学生時代にバックパッカーとして海外を飛び回っていました。」
と伝えるだけでは、ただの自慢話にしかなりません。

では次の様に話したら、どうでしょうか。
「行動力があります。学生時代にバックパッカーとして海外を飛び回っていました。
この行動力を活かして、人の2倍は動いて御社に貢献します。」

答え方を工夫するだけで、相手に与える印象は異なります。
自分の良さを伝えながら、企業の利益につながる答え方をすれば、企業にとっても
就活生にとっても素晴らしい自己PRができます。


さいごに


「自己PRは企業に貢献できる」という視点を持って話しましょう。
自己PRと聞くと自分のことばかりを話せばよいと
勘違いをしている方が多いのですが、あくまでも
「企業に貢献できる」という視点を忘れずに持っていてください。
筆者も、集団面接で自己PRを自慢話と勘違いして話している
学生を面接官が見て、首をかしげているケースを何回も見てきました。

効果的な自己PR(強み・長所)をすることによって、自分の良さを的確に伝えていきましょう。

(ライター:しんや)