インターンシップは何社くらい参加するの?参加前に考えたいポイント

「インターンって1社だけじゃだめなの?」


「とりあえず沢山インターン参加したい!」

という方へ。

パターン毎にインターンの参加社数を考えるヒントをご紹介します。


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長期でガッツリ!1社全力投球パターン



「週5で一か月間、給料有り」のようなボリュームのあるインターンに参加したい方向け。

選考からハードな競争がありそうです。対策もぬかりなく。
実際のインターンも拘束時間も長く、濃い業務内容が予想されます。
他のインターンに参加する余裕もないでしょうし、プライベートとの折り合いにも悩むところ。ワークライフバランスについて考える機会になることも...。

このようなインターンを行うところは、今後の選考で有利に、またはアピール素材となる可能性大です。
集中して、多くのことを得られるようにしましょう。


心の保険で... 短期1~2社パターン



「何をやればいいか分らないし、とりあえずインターンでもしておこうかな...」という方に多いパターン。心の安心が欲しいが為にインターン参加を選択する方もいるのでは。

もちろん「インターンに参加しよう」という姿勢は素晴らしいので、ぜひ参加してみてください。実際の業務に携わることでビジネスマナーの習得や、他大学の就活仲間作りが期待できます。
ただし、「受け身」にならないように注意しましょう。参加前に参加目的を明確化したり、参加する企業やその業界について軽く調べておいたりしましょう。


いろんな業界をお味見 2~3社パターン


まだ業界を絞り切れず、「異なる業界を経験して参考にしよう」というパターンですね。

また、たとえば「観光」に興味があるとしたら、「旅行代理店」「ホテル」「鉄道会社」などといった興味から異なる業態を抽出し、複数参加するというのも手です。
業務内容の違いはもちろん、業界をとりまく環境、業界のカラー、勤めている人の傾向等にも注目してみましょう。



業界は決まっている 2~3社比較パターン



志望業界がある程度ハッキリしていて、同業他社を比較したい方にお勧めです。
この参加方法のメリットは、今後ESや面接で聞かれる「志望動機」「なぜA社(同業他社・競合相手)じゃなくてウチなの?」という質問に具体性をもって答えやすくなることです。各社のプラス/マイナス面を踏まえ、比較してみましょう。
また、社員さんに「ライバル会社をどう意識しているか?」「他社にない強み/弱みは?」といった質問をしてみるのも良いでしょう。



インターン長者?複数社パターン



「長期休暇中から12月まで長・短期問わず、色んなインターンに参加した!」という猛者もいます。
様々な業界や企業を比較できるのは良いですし、ビジネスの感覚を身につけられそうです。
しかし、インターンに参加しただけで満足し、他のことが疎かになってしまわないように気をつけましょう。

インターンだけではなく、適性検査対策や業界研究などやるべきことは山ほどあります。就活が長期化した時に「息切れ」しやすいので、何事もほどほどに。



さいごに



いかがでしたか。

この記事は筆者の友人やインターンで知り合った人達のインターン経験を聞き、パターン分けしてご紹介しました。
もちろん中には「インターンに参加しない」という人もいます。

また、夏だけでなく秋冬にかけてもインターンは開催されます。
自分に合ったやり方で、有意義な時間を過ごしてくださいね。

(ライター:ゆい)