親と内定者にアドバイスをもらうメリット・デメリット
こんにちは!学生ライターのSoutaです。
みなさんは就活に関するアドバイスを誰からもらっているでしょうか。
今回は就活アドバイザーになりやすい「親と内定者の先輩」に
話を聞く際のメリット・デメリットをお伝えします。
親にアドバイスをもらうメリット
やはり誰よりも親身になってくれる点でしょう。
私の先輩は10社連続でお祈りされ、
「このまま道端で生活するのかな」とまで落ち込んでいたときに相談したら、
「就職できないくらいで何言ってんのよ。万が一の時は帰ってきなさい。」
と言われ、立ち直れたそうです。
また、親が親の友人や会社の部下をOBG訪問の相手としてセッティングしてくれたケースもあります。
親にアドバイスをもらうデメリット
愛情が深すぎるあまり、お説教になってしまうこともしばしば。
私自身も「どんな業界がおすすめ?」と父親に聞くと
「お前もようやく考えるようになったか。いいか、いい業界の条件は3つある。まず・・・」
とロジカルに15分くらい間髪入れずに話されました。
説得力がありすぎて自分の考えをなくしてしまいそうになったこと、
時代が違うという点で「ん?」と思いつつ聞けなかった思い出があります。
最近では親が干渉しすぎてしまうことも多いようです。
受ける企業を伝えると、「なんでそんな聞いたことがないところを受けるの」
と一蹴されてしまうケースも。
今の親が就活生だった頃はバブル時期とも重なり、状況はだいぶ今と違っています。
ただ、それを理解していない親もいますので、
アドバイスがすべてだと信じずに、参考として受け取っておいて、自分自身で判断していきましょう。
内定者の先輩にアドバイスをもらうメリット
みなさんの「〇〇社に行きたい!」という思いを目に見える形にした目標になってくれるでしょう。
そんな内定者は選考のウラ情報などを実体験をもとに語ってくれます!
また、企業によっては「優秀な内定者の後輩は優秀」ということで内定者をたどって次年度の採用に繋げようとする企業もあります。
内定者の先輩にアドバイスをもらうデメリット
内定者の先輩の意見に疑問を持てなくなるほど期待、憧れが強くなりすぎてしまうことです。
そのため先輩のテクニックを鵜呑みにしてしまい撃沈してしまうことがあります。
例えば私が失敗したのは
「面接では餌をまくようにエピソードのネタを小出しにして面接官が聞きたくなるようにする」
と教えてもらい、「なるほど!」と思って実行すると
「結局どれを一番アピールしたいの?」と面接官の方に言われてしまいました。
先輩の必勝法はその人にとって有用なのであって、
それが自分にとっての必勝法になるかはよく考える必要があります。
最後に~親・内定者は使うもの~
ご両親も内定者の先輩の方も「あなたのため!」という善意で接してくれます。
しかしそれゆえに両者とも自身の行動を「ちょっと違うかも」と考え直すことが少なくなりがちです。
だからこそ「この情報は自分に合っているのか・自分はどうしたいのか」を考え
ご両親・内定者をうまく使うくらいの意識を忘れずに。
応援しています!
(ライター:Souta 『それでも就活にイエスと言う 』 )