誰よりも早く始めよう!早期のOB・OG訪問のススメ

2011.8. 4  5123Views

こんにちは、ライターのSHUNです。

皆さん、OB・OG訪問ってご存知ですか?

その名の通り、実際に社会人として活躍されている先輩方に直接アポイントメントを取ってお会いすることをOB・OG訪問と言います。

多くの場合、社員1人対学生1人で行われ、仕事内容や業界全体のナマの話を直接聞ける素晴らしい機会です。

リーチの仕方は、大学の窓口でOB訪問先リストを閲覧して連絡したり、サークルやアルバイトの先輩を通じて知り合ったりと、様々です。

普段は本選考が始まる前の1月、2月辺りがOB・OG訪問のピークでしたが、出来るだけ早く、それこそ夏・秋辺りから始めることをお勧めします。

本記事ではそのメリットをまとめました。

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1. アポイントメントを取りやすい



1月、2月になると、人気企業であればある程希望者が殺到し、OB・OG訪問の予約を取り辛くなります。
それだけでなく、連日OB・OG訪問をこなす社員は同じことの繰り返しに疲れている可能性すらあり、そのような状況で全ての社員が熱く語ってくれるとは限りません。

対して夏や秋などの早い段階では希望者もほとんどおらず、その結果社員も手があいており、アポイントメントを取り易いです。
しっかりと自分の熱意を示せば、「こんな早くからOB・OG訪問なんて偉いな」
という印象を与えて色々と手厚く対応して頂ける可能性すらあります。



2. 余裕を持って数をこなせる



大学3年生の1月、2月は、ESの準備や本選考のプロセスでスケジュールがぎっしり詰まり、精神的にも時間的にも余裕の無い時期です。

そのような時期にOB訪問のランチが入っていると...お願いした立場にも関わらず気が滅入ってしまうことすらあります。

対して、本選考前の早い段階では自分自身にも余裕があり、OB・OG訪問に全力投球出来ます。

そして時間的な余裕を活用して、複数の企業の複数の社員を余裕を持って回る事が出来ます。

例年1月2月になると「もう疲れてるしOB・OG訪問は1回でいいか...」という声を聞きますが、早く始めていればそんな事態にはなりません。



3. 早期に実施される選考で活かせる



実際に就職活動の選考は丸々一年間実施されると言っても過言ではなく、サマーインターン、秋選考、冬選考と、年始からの本選考の前の早い段階から内定に繋がりうる様々なチャンスがあります。

OB・OG訪問をその時期に合わせて行っておけば、そこで得た知識を選考で活かす事が出来るでしょう。

そのような早期選考の面接でも「実際に社員さんと会いました」という話が出来れば、他の学生の一枚上手をいくアピールポイントになります。



4. 継続的なメンタリングをもらえる可能性あり



早い段階でOB・OGと繋がっておくと、そこで気に入られた場合は就職活動全般における「メンター(指導者)」になってもらえる可能性があります。

よく「ES添削してあげるよ」という親切なOB・OGの方は沢山いらっしゃいますが、そういった方々に早い段階で知り合っておくと、ES添削以上の相談相手になってもらえることも可能かもしれません。

自分が志望する企業の社員さんの中に相談出来る相手がいるという事は、就職活動においても非常に有利であり、大きな心の支えにもなることでしょう。

※参考:
OBOG訪問に役立つ記事をまとめました
Facebookを使ってOBOG訪問する方法



さいごに



いかがでしたでしょうか。

最後に1つ、気をつけなければならないことを言及します。
OB・OG訪問の際は、「周到な準備」が必須です。

早い段階で行えば行うほど、就活生として未熟な状態で社員を訪問することになります。

わざわざ時間を割いて会ってもらう社員を不快な気分にさせないよう、訪問先の企業や業界については予めアウトラインを理解した上で、質問を前もってリストアップしてから臨みましょう。

応援しています!

(ライター:SHUN)