最終面接、あなたの準備は大丈夫?内定につながる3つの要素

2011.6.27  41620Views

就活も終盤になると、最終面接を既に経験した人や、これから控えている人も多くなってきます。

この最後にして最大の難関とも言える最終面接は、企業と学生のマッチングの最終確認の場所。

今までの選考プロセスでの多大な努力を無にしない為にも、これ以上無理だ!というレベルの周到な準備を行うことをオススメします。
今回は、その最終面接で内定につながる要素を3つ紹介します。


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1. 志望理由の詰め



「志望理由は?」という質問はもはや面接の定番になっていますが、学生の志望理由にしばしば付け焼き刃で誇張された内容が含まれることを、企業側はよく分かっています。

学生の志望理由がホンモノかどうかをしっかりと見極めようとする企業に対し、徹底的な論理で固めた志望理由を用意していきましょう。
「競合のあの会社じゃだめなの?」
「君のその志望理由なら、この業界のほうがいいんじゃないの?」
はよくある質問です。

志望企業単体にしか言えない志望理由を固めることはもちろん、他の競合他社、業界、職種と比較された時にも論理的に、「こうこうこういう理由で御社が志望度No.1です!」と問題なく返せるレベルの志望理由を用意すると良いでしょう。



2. 企業情報の把握



最終面接では、学生がどれだけしっかり会社の事を理解しているかを試される場合があります。

胸を張って第一志望と言うからには、ある程度の企業情報は把握しているべきなのも事実です。
創業年度、従業員数、社長名、株価、企業価値など、企業HPから得られる一般的な情報はしっかり把握しておきましょう。

外資系ではあまり触れられない話題ではありますが、日系の企業ではまだまだこの手の質問が最終面接で色濃く見られるようです。
実際に大手総合商社では、最終面接で自社の社長の名前を質問され、答えられなかった学生が落ちたという話もあるようです。



3. 就職への熱い意志


3つ目は、熱意です。

熱意は態度や姿勢に表れ、その態度や姿勢は言語では表せないオーラとなって相手に伝わります。
有名な「メラビアンの法則」では、言語がメッセージ伝達に占める割合は7 %に過ぎず、声のトーンや口調が38 %、ボディーランゲージが55%といわれています。

もちろん、面接ではその言語の7% がある程度重視されていることは当然ですが、就職意志を最大限に伝えるために、言語だけでなく態度や姿勢からも湧き出るような熱意を見せつけましょう。
熱意を持つことはそう簡単では無いかもしれませんが、自分がその会社で活躍していることを想像することや、鏡の前に立って「自分なら出来る」と自分自身に言い聞かせることは効果的です。


いかがでしたでしょうか。

この3点を抜けもれなく準備して、ぜひ内定を勝ち取って下さい!

(ライター:SHUN)