エントリーシートや面接で使える、弱みの作り方

2011.2. 4  144418Views

今回は、弱みの作り方です。
弱みを書くときや伝えるときに、「何を言えばいいんだろう...」「どこまで伝えていいんだろう...」と悩みますよね。

そんな方へ、弱みを考えるときのポイントをお伝えします。

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弱みを聞く理由とは...?


まず、面接官が弱みを質問する理由からです。

聞く意図としては、

・自分の弱点を知っているか
・弱点を克服しようとしているか
・自社とは合わないような弱点があるか

ということです。

弱点を知っているということは、自分自身をきちんと振り返っている人。
自分のよくない部分を直して、成長しようとしているかを確認しているのです。

弱みも自己アピールに繋がることを覚えておきましょう。

これを踏まえて、弱みを考えるときの5つのポイントをお伝えします。


1.素直に言いすぎる必要はない


弱みは?と聞くと、「暗いです」「頑固です」「ネガティブなところがあります」...
と素直に答えてくれる方がいます。

あくまで面接。素直に答えなくてもいいです。

人ですので、ネガティブなときもあれば頑固なときもあります。
そしてこれらは"克服する"方法を考えるのが難しいです。

素直に伝えすぎず、克服可能なものを考えましょう。


2.失敗談から見つけよう


弱みを見つけるには、失敗談から探す方法がお勧めです。

これまで失敗した経験を思い出して、

・何がいけなかったのか
・どこを直せばいいのか

を考えてみてください。

例えば、チームをまとめる際に周りの意見を聞いたつもりでも拾えてなく、団結力に欠けてしまったのであれば、

・一人で突っ走ってしまい周りが見えなくなることがある
・一人一人の意見を吸い上げ、まとめる力が足りない

と言えるかと思います。

そして、それを克服するために、

・何か物事を始めるときには、一呼吸おいて、周りに相談しながら進めるようにしている
・意見をまとめた後に、周りの同意を得て進めるようにしている

ということを心がけてます、とまとめると、弱みと克服方法まで伝えることができるようになります。

失敗談から自分の弱みを見つけて、それを克服する方法も考えましょう。


3.強みと弱みは表裏一体と考えよう


強みはそれが強すぎると弱みにもなります。

例えば、周囲への配慮が出来ることが強みであれば、それが強すぎる(配慮しすぎて動けなくなってしまう)と、弱みにもなります。

失敗談からなかなか弱みを見つけることができない...という方は、強みからも探してみましょう。


4."弱みはない"はNG


弱みが思いつかないから弱みはないことにしよう。

これはNGです。

弱みがないような、完璧な人はいません。
過去の失敗談を思い出し、上記のようにまとめてみてください。


5.企業に合わせたものにしよう


弱みは誰でも複数あります。
そのため、なるべく企業に合わせて伝える弱みを変えたほうがよいです。

例えば、昔ながらの落ち着いた企業を受ける場合、「周りの意見よりも一人で突っ走ってしまうことが弱みです」と答えてしまうと、「うちには合わないんじゃないか...」と思われてしまいます。

これを、「一人でやることを抱えてしまうことがあるので、周囲に相談しながら進めていくようにしています」と変えることによって、柔らかく伝わるようになり、落ち着いた企業でも合うようになります。

もちろん、無理に企業に合わせて作り変える必要はありません。
企業の特徴を掴んで、弱みの選び方・伝え方を工夫しましょう。


いかがでしたでしょうか。

是非参考にしてみてくださいね。