グループ面接で知っておきたい基本的な3つのポイント

2011.2. 2  26203Views

こんにちはライターのAYAKAです。

今回はグループ面接(文系編)の3つのポイントをお伝えします。

理系の方にも役に立てばと思いながら書いていますが、理系の面接は特殊なものが多いのでYOHEYさんの「理系学生向け記事」も読んでいただけるとさらに面接対策の理解が深まると思います。

a0002_000166.jpg


グループ面接というものを知ろう


グループ面接は大体、面接官1~2人、就活生2~5人程度で行われることがほとんどです。
私が就職活動をしていたときは、面接官1人に対して3人の就活生というスタイルが多かったです。

時間としては3人1組で30分程度がほとんとでした。

他の人たち数人と一緒に面接を受けるということは、時間計算をすると自分の持ち時間は7~10分あればいいほうです。

時間で自分のすべてを出し切らなければなりません。

面接官によっては気になる学生にしか質問しないということもあるので、ファーストインプレッションから面接官の心をつかみ取れるよう、清潔感とフレッシュさを忘れずに面接には挑みましょう。



面接前の立ち振る舞いについて


面接の前には待合室のようなところに通されます。
そのときゲラゲラと笑ったり、大声で話をしたりするのは絶対にNGです。

ほかの部屋では会議が行われていることも多々あります。

周りに気を配って行動することがマナーです。
資料を読んだり、自分の伝えたいことをまとめたりなどして、静かに呼ばれるのを待ちましょう。


自分が話していないときこそ、場の空気を支配しろ!


グループ面接の特徴は、自分が話さない時間があるということです。

さてその間何をしましょう?

自分の話すことを頭の中で反芻しながら、他人の話を聞いてうなずく。
というのはよく就活本に書いてありますよね。

それを鵜呑みにした学生に、首を縦に大きく「うんうん。わかる!」といったような表情を向けられる経験を何度もしました(笑)

しかし、栞を読んでいる皆さんには、ぜひともやってみていただきたい方法があります。

それは人の話を本気で聞いて、声を出して笑って、共感するということです。
わたしも初めての面接の際に就活本のとおり、人の話を聞きながら考えるといういことをやりました。

しかし、恥ずかしながら私はこれを全くといっていいほどできなかったのです。
なんにも聞いていないのにあいづちを打つって案外難しいんです。
タイミングが合わなかったり、適当になってしまったりで、
逆に悪い印象を与えていたように感じていました。

いやいや、自分の話すこと考えながらうなづくとか、それくらいできるし。と思われるかもしれません。

面接はグループ全体の雰囲気で通ることも少なからずあります。

面接官は少ない面接時間で皆さんの働いている姿を想像するわけですから、人の話を真剣に聞いている表情、楽しそうに笑っている点などは非常に好印象になります。

ましてや、ほかの就活生たちも考えに考えて自己アピールするので非常に面白い話が聞けます。
それに対して声をだして笑うことで緊張もほぐれて、場の空気があったかくなり、自分の順番が1番最後の自己アピールタイムになったときには面接会場の空気はあなたのものです。


さいごに


面接は勝ち負けではありません。
いくら時間が少なくても、面接官があなたの話を聞いていないということはありません。

場の雰囲気を利用して、うまく自分をアピールしていきましょう。

(ライター:AYAKA)