リクルーター面談で気をつけたい5つの心構え

2011.1.21  81275Views

今回はリクルーター面談(略称:リク面)についてお話します。

リクルーターという社会人と選考前に面談する機会が設けられることがあります。

では、まずリクルータという言葉について簡単に説明をしておきましょう。

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リクルーターとは...?


リクルーターは、実際に第一線で働かれている社員の方(採用担当以外の方も)が
人事部からの要請を受け採用の業務を補助する方のことで、
直接初期段階の採用を行う場合が多いです。

多くはOBやOGの方が務め、
面談はカフェや喫茶店などを中心とした形がほとんどを占めています。

実際に、採用担当という目線だけなく、
現場で働かれている社員の方々との距離を縮めることでよりマッチする人材を
探そうとする目的もあります。

いきなり企業の現場の社員の方から連絡が来たからといってビビらないでください。
人事部の採用担当者の代わりに現場の方が面接をします、というだけです。
そのようなパターンもあるんだなというのを覚えておいてください。

そこで気をつけなくてはいけないこと、心に留めておいてほしいこと5つを以下に示します。


1.リクルーター面談は社員懇談会ではない、選考である。


呼ばれる場合には「気軽に来てください」という文面または言葉が
必ずと言ってよいほど一緒についてきます。
前回のOB訪問の記事でも述べたように、
「気軽に」というのは「気を抜いて」ということではありません。

カフェだからといってルンルン気分で行くのではなく、
これから面接に行くんだ!という緊張感をもって臨むようにしてください。


2.リクルーターという表現は企業によって違う。


企業によってはリクルーターという言葉が出てこないところもあります。
逆に、堂々と「リクルーター面談をします」と言う企業もあります。
前者の場合は、「OB訪問会」「意見交換会」という名の少人数の選考会であったり、
ただ単に「お会いして話を聞きたい」という表現など多様です。

しかし、次に待っていることはどの表現にしろリクルーター面談なる選考です。
心して臨むようにしましょう。


3.お誘いのパターンは複数


リクルーター面談への誘導のされ方も多様です。

メールで連絡が来て企業のマイページから予約をするというパターンもありますが、
基本的には電話で直接社員の方から連絡が来るというパターンが多いです。
その電話で日程の調整と場所が指定されます。
その場で聞き漏れの内容にしっかりとメモを取るようにしましょう。
とくに時間の聞き間違えは致命的なので特に注意しましょう。

電話の場合は復唱を忘れないようにし、情報伝達のミスを防ぎましょう。


4.連絡の電話の段階で選考は始まっている


電話で連絡がかかってきたときに、
社員の方はその電話の受け答えによって面談時のスタートラインを決めています。

ちゃんとした敬語が使えているなど社会人の方とお話しする上での
基本的な言葉遣いのマナーができていないと面談時にマイナススタートとなる可能性があります。

連絡が来た際には、誠実な対応で臨みましょう。
メールの書き方や電話の受け方などは過去の記事を参考にしてください。

電話の掛け方・受け方
メールの書き方のマナー


5.常に見られているという意識を忘れずに


リクルーター面談の多くはカフェや喫茶店が中心なため、
雰囲気的にはマッタリしていることが多いです。
それに、相手から「楽にしていいよ」と言われるはずです。
そういうときでも気は抜かずにしっかりと見られているという意識は持ちましょう。
ちょっとしたスキを出させるためにそのように相手が言う場合もあります。

あくまで選考だという意識は常にもっていてください。


さいごに


さて、いかがだったでしょうか。
すでにリクルーターを介した面談を行っている方もいるかもしれません。
そういう方も、これからが本番という方も、リクルーター面談を行う機会があれば、
上記5つのポイントは必ず押さえておくようにしましょう。

またお会いしましょう!

では!

YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!

(ライター:YOHEY)
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