理系就活生よ、専門に捉われるな!道は広い!

2010.11.18  11882Views

こんにちは。ライターのYOHEYです。

今日は、主に理系の就活のスタイルの変化と、
それに向けた心持ちについてみなさんにお伝えしたくと思います。


では、始めていきましょう!


a1080_000036.jpg


理系は専門職しか道がない...?



まず、就活を始めようとしている理系のみなさん、あなたは将来次のどの選択肢をとって社会で活躍したいと思っていますか?

(A) 自分自身の専門分野を存分に活かした職(専門職)
(B) 専門分野を活かしたい側面もあるが、幅広い職に就きたい(総合職)
(C) 全く畑違いのところの職に就きたい

おそらく、会社であろうと職種であろうと大別するとこの3つのパターンに分かれると思います。
とくに、最近の理系の学生は(A)のパターンが減少し、
とくに(C)のパターンが増えているという印象を強く受けます。
昔とは学生の職に対する意識が違うのです。

僕の志向は完全に(B)or(C)でした。
僕の場合はそもそも専門分野が技術ではなかったというところも大きく影響してはいます。
どちらかと言えば技術はツールとして活用するという考えが自分の中では強かったです。

みなさんの中でも、
"専門をずっと続けていくのはちょっと自分の思い描いていることとちょっと違う度きりの人生だし、
様々な分野の経験を社会の中で積んでいきたい...!"

という思いをもった理系の方は少なくはないでしょう。

とくに、理系の学部生は研究室に配属される前に就活が終了していたり、
専門的な勉強をそれほどすることなく就活を終えることも多々あるので、
研究内容と就職の相関はあまりないケースも多いですが、
とくに院生の場合に上記の(B)or(C)のパターンでの就職に不安を抱く方も最近では多いです。


理系から文系就職は出来るのか?



結論からいえば、(B)or(C)の就職は【できます】!

理系の院生でも文系就職であったり、他職種での就職はできます。

ただ、注意しなくてはいけないのは、そこにはやはり少し落とし穴も用意されているということです。
代表的な例を今回は1つ挙げます。
これは僕自身も経験したことです。


理系院生は不利...?



理系院生の文系就職は、
「理系院生を文系学生と対等に扱う企業とそうでない企業が明確にある」ということです。

多くの場合、理系院生と企業が聞くと、
企業側は「エンジニア・研究者」というイメージを少なからず抱きます。

そこで2つの志向(多くは古い先入観)がはたらきます。

1つは、技術系にしかいらないよ、という単純な考え。

もう1つは、研究ばっかりやってきた人間はコミュニケーションの能力が
文系学生より劣っているというレッテルを貼るという状況。

いわゆる理系くん排除。

残念ながら、このような考えをもっている企業は日本では少なくないのです。
しかも、古く伝統的に昔から続く日本企業に顕著にその傾向が出ます。
こういう場合には、エントリーシートの段階で「理系院生」ということでDrop Outさせられてしまいます。
僕自身も何度も経験しました...。

なので、まずは「企業が理系院生の文系就職を対等に扱ってくれるのかどうか」を見極めなくては、
道が開けないのです。

でも、見極めることができ、面接までステップアップすれば、
そこは理系の強みが活かせる最高のフィールドが待っているのです!



では。
YO!!}(・∀・)/(・∀・)/{HEY!!

(ライター:YOHEY)

洋平.jpg